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「ふんふんふーん♪」 食堂で食後の紅茶を楽しむ少女、ゼロのルイズはご機嫌だった。 今日のデザートは彼女の好きなクックベリーパイなのだ! なにやら食堂の一角が騒がしくなっている気もするが、彼女にとって今は誰にも 邪魔されたくない至高の時間なのである。 使い魔がそっちの方に行ったような気もしたが、当然無視した。 「まったく、あの馬鹿ったら…」 食堂で食後の紅茶を楽しむ少女、香水のモンモランシーは先日の事を思い出して 不機嫌になっていた。 「ギーシュ、ポケットから壜が落ちたぞ」 「おお!その香水はモンモランシーのものじゃないか!」 「つまりギーシュ、お前はモンモランシーと付き合っている。そうだな?」 「ち、違う!彼女の名誉の為に…ケ、ケティこれはその… ヒィ!も、モンモランシー!?違う、違うんだ!」 「ヘイ!ケティ、マスク狩りの時間だ!」 「OKモンモランシー!」 「クロス!」「ボンバー!」 「ウギャー!キン○マ―ン!」 「すまないギーシュ!僕が壜を拾わなければ…」 「いいんだ…それより、誰か僕の顔を見て笑っていやしないか?」 「誰にも…誰にも笑わせはしない…」 「ありがとう…マルコメミソ」 「マリコルヌ!風上のマリコルヌだよ!?」 つまりは、付き合ってる男に二股かけられたのである。 気位の高い彼女には、とてもとても許容しがたい出来事であった。 気位が高くなくても許容できない話だと思うが。 それでも謝られると許したくなってくるのが、余計に腹が立ってくるというかなんというか。 「どうぞ」 そんなことを考えていると、メイドがデザートを机に持ってくる。 当然貴族である彼女が『ありがとう』等と、平民に一々礼を言うわけも無く、 配った彼女を見ようともしないでクックベリーパイを口に運ぶ。 「…ちょっと、そこの貴方」 「え、私ですか?」 ケーキを配ったメイドが、貴族に呼び止められた事に当惑して立ち止まる。 「これ…どういう事?」 シエスタはこれ以上ないというぐらい脅えていた。 目の前の貴族、学生といえど魔法を操り、平民である自分にとって絶対的な存在が 自分に怒りをぶつけているのである。 「申し訳ございません!どうか、どうかお許しください!」 体の震えが止まらない。 「お許しください、ですって? 貴族である私の口に、平民である貴方の髪の毛を入れておいてお許しください?」 「お願いします、どうかお許しを!」 涙が溢れてくる。 平民の自分が貴族に粗相をして唯ですむはずが無い。 周りを見ても、他のメイドは見てみぬフリをし、貴族は何事かと一度は見るものの、 平民が貴族から罰を受けているとわかれば、あとは特に関心をしめさない。 助けなど望むべくも無いのだ。 シエスタにとって不幸だったのは、モンモランシーの機嫌が悪かった事だ。 そうでなければ怒りこそすれ、基本的に野蛮な事を嫌う彼女が『お仕置き』を する事もなかっただろう。 「覚悟はいいかしら?」 魔法の杖を取り出し、残酷に告げる。 「どうか…」 脅えるメイドに、嗜虐心をそそられたモンモランシーが杖を振ると、 メイドの頭上から水が降り注いだ。 「あら、似合ってるじゃない?」 ずぶ濡れになった姿を見て、にっこりと微笑むモンモランシーの姿に、 シエスタは更なる恐怖を覚える。この程度で済むはずが無いのだ。 「あぁ……ぁ……」 「さあ、次は…」 魔法を繰り出そうと杖を振り上げた瞬間、誰かがその腕を掴んだ。 「やめないか!」 育郎が食堂での騒ぎに気付き、駆け寄って見た物は、杖を振り上げる女生徒の前で、 先日世話になったシエスタがずぶ濡れになって震える姿だった。 「な、何よ貴方!?平民が気安く貴族にさわらないでよ!」 女性が抗議の声をあげるが、無視して育郎が尋ねる。 「君は何をやっているんだ!?」 「ハァ?この子の持ってきたデザートにね、髪の毛が入ってたのよ。 粗相をしたメイドにお仕置きして何が悪いのよ?」 「な!?そんな事で…」 「さっさと離しなさいよ!」 モンモランシーが、呆然とする育郎の腕を振り払おうとするが、 掴まれた腕はまったく動かない。 「彼女に謝るんだ」 静かに、だが強い意志を持って育郎の口から出た言葉を、モンモランシーは 鼻で笑って拒否する。 「謝る?何で貴族の私が平民に謝らなきゃいけないの? それに悪いのはこの子の方じゃない」 「君が怒るのもわからないわけじゃない…でもこれはやりすぎだ!」 「な、なによ…」 なんだなんだと、周りの生徒が2人のやり取りに気付く。 「おい、平民が何やってるんだ!」 「あれは…ゼロのルイズの使い魔じゃないか?」 「主人が主人なら使い魔も使い魔だな…」 周りの生徒が騒ぎ出した事により、少し弱気になったモンモランシーが勢いを取り戻す。 「さあ、早く手をはなしなさい!」 しかし育郎は手をはなそうとはせず、モンモランシーを見据える。 「彼女に謝るんだ…」 な…なんなのこいつ!? 生徒達に囲まれても、まったく物怖じせずに自分を見る育郎に、モンモランシーは 恐怖とまではいかないが、言いようのない不安を感じていた。その時、 「君!今すぐその汚い手を、僕の愛するモンモランシーからはなすんだ! さもなくば、このギーシュ・ド・グラモンが相手になってやろう!」 ギーシュは先日の事を謝る為に、愛するモンモランシーを探していた。 ポケットには今月の小遣いの大半をはたいて買った指輪が入っている。 「これを精一杯の愛の言葉と共に渡せば、彼女もきっと許してくれるに違いないさ」 彼は女の子が好きで、特にかわいい女の子が好きで、さらに女好きの家系という 環境で育ち、あとちょっと頭が弱かったりするため、つい二股なんてしてしまったが、 それでもなんのかんの言って、モンモランシーが一番好きなのである。 「モンモランシーならまだ食堂にいたわよ」 彼女の友人の言葉に従って食堂に行って見れば、なんとモンモランシーが平民、 ゼロのルイズが呼び出した使い魔に凄まれているではないか! 当然の如く、彼は愛するモンモランシーを助ける、というよりは相手が平民なので、 どちらかというと彼女にいい格好を見せる為に、前に出たのであった。 「ああ、ギーシュ!」 そんな思惑も見事に的中したようで、不安になっていた彼女が元気を取り戻す。 「聞こえなかったのか?手をはなすんだ…」 彼なりの凄みを効かせて育郎に薔薇の形をした杖を向ける。 「ほ、ほら早くはなしなさいよ。痛いじゃないのよ!」 「あ、すまない」 やっと手をはなした育郎を見て、モンモランシーは先程の不安を思い出し、怒りに震えた。 この平民にどんな罰を与えてやろうか? 平民が貴族に向かって生意気な目を向けてきたのだ… そうだ!ギーシュのゴーレムを使って痛めつけてやろう! 「まったく、貴方にも躾が必要なようね、ギーシュ!」 「ああ、任せてくれたまえ、モンモランシー…」 「とにかく、シエスタさんに謝るんだ」 「そう、このメイドにあやまって」 「ふっ、何がなんだかよくわかんないけど…すまないね、君」 「は、はぁ…」 「………って違うわよ!ギーシュ、貴方も何言うとおりにしてるの!?」 「え、でも君が謝れって?」 「貴族の僕たちが、何故平民なんかに頭を下げなきゃいけないんだ?」 事の経緯を聞いたギーシュがやれやれと首を振る。 「そうよ!大体平民の貴方が私に気安く触れるなんて…」 「そうだ、僕の愛しいモンモランシーになんてことをするんだ? だいたい、そのメイドが悪いんだろう?」 「…だからと言って、ここまでする事は無いだろう」 育郎が呆然とするシエスタを快方する。 うーん、なんだか変なことになってきたぞ? ギーシュの予定では、今頃は格好よく現れた自分がこの平民を叩きのめし、 モンモランシーからお礼のキスでも貰っているはずなのである。 それがこの平民と来たら訳のわからない事を言って、予定とは違う方向に 話が向かっている。 そういえば何で僕がメイドに頭を下げてるんだ?思い出したら腹が立ってきた。 モンモランシーも機嫌が悪くなってるし…よし、ここで一つ良いとこを見せよう! 「モンモランシー…彼の言うとおり謝ってあげてもいいんじゃないか?」 「な、何を言ってるのよギーシュ!」 先日の一撃で頭のどこかが壊れてしまったのかと、驚きながらギーシュを見る。 「ただし、僕に勝ったらだ………『決闘』だよ!!」 オオーッ!と周りから歓声が上がる。 「『決闘』?」 「そうだよ、正々堂々戦い、負けたほうが勝った方のいう事を聞く。どうだい?」 「そんな!?」 おどろく育郎を、脅えているととったギーシュは、調子に乗ってさらに続けた 「貴族から『決闘』を申し込まれたんだ、まさか断るは言わないよな? いや、所詮『ゼロのルイズ』の使い魔…主人同様出来損ないなら、 臆病風に吹かれてもしかたあるまい…」 その言葉に周りの生徒達から笑いが起こる。 「…わかった、受けよう」 「そんな!?育郎さん駄目です!」 育郎が女生徒を止めた時、シエスタの目には彼がおとぎ話の勇者の如く映った。 物語のなかから出てきた英雄が自分を救いにきてくれたのかと。 しかし、時が立つにつれ怖くなってきた。育郎はただの平民なのだ、 それが貴族と『決闘』だなんて…自分のせいで育郎が殺されてしまうかも知れない、 そう思うと先程より強い恐怖が襲ってくる。 「イクローさん、相手はメイジなんですよ!?殺されちゃいます!」 「殺される…だって!?」 驚いた育郎の顔を見ると胸の中が罪悪感でいっぱいになる。 もっとも、育郎が驚いたのは、生命の危険を感じたからではないのだが。 「僕はヴェストリの広場で待っている…逃げるなよ?」 ギーシュがそう言ってモンモランシーと一緒に去っていく。 「私が…私が悪いんです…だからイクローさんがこんな事を…」 ついには泣き出してしまうシエスタ。 「いいんだ…大丈夫だから」 「何が大丈夫なのよ!」 いつの間にか現れたルイズが育郎を怒鳴りつける。 「あんたどういうつもりなのよ、貴族と『決闘』だなんて!? ちょっと馬鹿力だからって調子に乗らないでよ…ほら、一緒に謝ってあげるから」 「それは出来ない…」 「なんでよ!?いい、メイジに平民は絶対に勝てないの! 心配しなくても、誰もあんたを臆病者なんて言わないわよ…」 「…違う」 「な、何が違うのよ…」 育郎にとって臆病者と呼ばれることなど、どうという事は無かった。 シエスタの事もあったが、逃げればルイズも馬鹿にされてしまう、 それが彼に『決闘』を受ける決心をさせたのだ。 「シエスタさん、彼の言っていた広場はどこですか?」 「駄目!?駄目です!」 涙を流しながら必死で止めようとするシエスタをなだめながら、 育郎は近くにいた生徒に広場の場所を聞く。 「何やってるのよ!?やめなさいって言ってるでしょ、ご主人様の命令なのよ!?」 「…それはできない」 「………もう知らない!ギーシュの馬鹿にボコボコにされればいいのよ!!」 走り去るルイズの後姿を見送り、シエスタを他のメイドに任せてから、 育郎は広場に向かった。 果たして、僕はあの力を使わずにすむのか? そう考えながら… 「何か俺忘れられてねーか?いらない子認定されてね!?」 そのころデルフリンガーは言いようの無い不安を感じ、思考がネガティブになっていた。
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ゼロ 記憶喪失の青年。銀に近い水色の髪に、薄水色の瞳をしている。 見た目18歳くらいだが、実年齢は不明。 一人称は『僕』。 口調は基本的に物静かで丁寧だが、所々にカタカナが混じったような中途半端な片言で話す。 感情が昂ぶると人が変わったかのように攻撃的で冷徹な性格になり、一人称も『俺』に変化する。 戦闘に関しては何故かかなり卓越した技術を持ち、さらにミサイル等の武装をどこからか出現させて扱う事がある。 戦闘能力も含めて、自分では『特異体質』という事で納得している。 その正体はEOTI機関と呼ばれる組織によって創造されたEOTH試作0号機・プロトタイプ=ゼロ。 何らかの理由で記憶喪失(?)のような状態になっているらしい。 永久機関である『次元連結システム』を搭載しており、事実上永久的な稼働時間を持つ。 ゼロは単独でのワープ(次元跳躍)が可能。 長距離のワープには膨大なエネルギーを必要とするため、ワープ後に強制スリープに入る。短距離ならばワームホールを使ってのワープが可能。 あらゆる事象を『理解』し、即座に『応用』する事が可能。 兵器を転移させてくる事が出来るが、これは錬金術の応用で兵器を分子レベルにまで分解し、収納しているためである。 しかし、戦闘力の保持はEOTI機関創設者であるカイン=リーベルト博士の意思ではなく、ゼロの力が個人的な欲で利用される事を嫌い、ゼロのメモリーを封印して脱出させた。 ゼロのメモリーには武術から武器の扱いまで、人間が行う戦闘のあらゆるデータがインプットされており、メモリーを封印された現在でも時折データを呼び起こす事がある。 台詞等 『』 『』 『』 元ネタとか 記憶を失っている状態でのヘンな喋り方はスパロボAの主人公、ラミアが元ネタ。 次元連結システムはアニメ『冥王計画ゼオライマー』から。 あとは全般的にスパロボちっくに。武器転送はケロロ軍曹の夏美のパワードスーツのノリ。
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ゼロ パラメータ 成長パターン 初期コマンド 覚える技 ゼロ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説 コマンドサンプル(育成重視(コマンド潜在)) コマンドサンプル(【会心の一撃】型・コマンド潜在) 台詞 ゼロ パラメータ 出現章 新序章 性別 男 属性 水 HP 81-86 クラス ★★ 攻撃 44-47 種族 戦士 素早さ 34-36 EX(ボタン連打) 分身攻撃→分身攻撃・零式 入手方法 戦士タンタ+ウサミコ 戦士タンタ+ウサヌシ 戦士タンタ+魔法使いジヨン 戦士タンタ+ロレル 戦士タンタ+はぐれ勇者クルド 成長パターン + HP 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 81 83 84 86 88 89 91 92 94 95 E 82 84 85 87 88 90 92 93 95 96 D 83 85 86 88 89 91 93 94 96 97 C 84 86 87 89 90 92 94 95 97 98 B 85 87 88 90 91 93 94 96 98 99 A 86 88 89 91 92 94 95 97 99 100 + 攻撃 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 44 45 46 47 48 49 49 50 51 52 E 45 46 46 47 48 49 50 51 52 53 D 45 46 47 48 49 50 50 51 52 53 C 46 47 48 48 49 50 51 52 53 54 B 46 47 48 49 50 51 51 52 53 54 A 47 48 49 49 50 51 52 53 54 55 + 素早さ 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 34 35 35 36 37 37 38 39 39 40 E 34 35 36 36 37 38 38 39 40 40 D 35 35 36 37 37 38 39 39 40 41 C 35 36 36 37 38 38 39 40 40 41 B 35 36 37 37 38 39 39 40 41 42 A 36 37 37 38 39 39 40 41 41 42 初期コマンド # ★ ★★ 1 ミス こうげき 2 こうげき こうげき 3 こうげき! こうげき 4 こうげき! こうげき! 5 ★→★★ シビレ斬り 6 シビレ斬り シビレ斬り 覚える技 単体選択攻撃 こうげき こうげき! 会心の一撃 シビレ斬り ランダム攻撃 全体攻撃 防御 回復 強化 召喚 召喚★ 異常 EX増減 コマンドパワー増減 ためる ★→★★ 技変化 無効 ミス ゼロ 出現条件 クラス合計 7~9 クラスチェンジ派生 ゼロ(Lv10)+備前長船→風魔の零 ゼロ+風魔の零→ツブレトマト ゼロ+剣士ダンテ→ウリエル ゼロ+熱戦士アレス→商人アリ 解説 水属性らしく、ステータスに尖った部分が無く、バランスのとれたモンスター。 コマンドは【ミス】が少ないのでほぼ確実に攻撃が決まる。 しかし、【こうげき】が多いので、この箇所を潰せるかどうかでダメージが変わってくる。 【シビレ斬り】が多く欲しい所か。 EX技は無属性の全体物理攻撃。 戦士タンタ、アーサー、ラクシャーサ、ジークとは性能が横並びとなっている。ちなみに登場当初は、この中でゼロのみ、次の段階に進化した際にEX技が単体攻撃に変わった。後に戦士タンタも、勇者タンタを経ることで、EXを単体技にすることができるようになった。 2020年3月に【ためる】のモーションがいつの間にか変更されていたと言う情報が報告された。 「忍者の様なポーズをして浮遊しながら『よし!』と掛け声をあげる」と言うものになっていたとの事。 なお、従来のステータスアップ時モーションは「『いい月だ』と呟きながら剣を振り、左手を顔の前で振る」と言うものだった。 また、ステータスアップのモーションが「いい月だ」と言って剣を振り回す従来と同じものである事は2021年5月に確認報告されている。 【ためる】に関しては引き続き要検証。 コマンドサンプル(育成重視(コマンド潜在)) # ★ ★★ 1 ためる こうげき(ミス) 2 ★→★★ こうげき 3 ★→★★ 会心の一撃 4 ★→★★ シビレ斬り 5 ★→★★ シビレ斬り 6 ★→★★ シビレ斬り 初期コマンドを活かしつつ、キャパシティを使い切るとこうなる。 ゼロ系統は2リールのキャパシティがかなり少ないため、最終型を見越すのであれば、この段階で2リールに【ミス】を一つ入れておきたい。 コマンドサンプル(【会心の一撃】型・コマンド潜在) # ★ ★★ 1 こうげき ミス 2 ★→★★ ミス 3 ★→★★ 召喚★ 4 ★→★★ 会心の一撃 5 ★→★★ 会心の一撃 6 ★→★★ 会心の一撃 2リールのキャパシティは低めに設定されているため、【ミス】入れを行う場合はこの構成を目指しても良いだろう。 なお、【★★→★★★】は【会心の一撃】よりもコストが軽いため、ミス入れ後は【会心の一撃】を劣化させた状態で進化させよう。 台詞 登場 「俺はゼロ、闇の一族」 ステータス↑ 「いい月だ」 ためる 「よし!」 ミス 「ちっ!」 EX発動 「忍法…」 EX技 「分身の術!」 勝利 「いい月だ」 撃破 「無南三…」 排出 「俺は忍びの世界に生きる影」
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プロファイル / 関連テキスト / キャラクターデータ / 考察 / コメント プロファイル 【ゼロ】自分は何の為に産まれたのだろうか、産まれたことに意味はあるのだろうか、無の起源<オリジン>であり、無を司る大精霊でありながら、そのあまりにもはっきりしない存在理由に頭を悩ませていたゼロ。繰り返す自問自答、出ない答えと、出る疑問。ある仮説へ辿り着いた頃、その問いに相応しい斧士が訪れた。 【無精王ゼロ】無を好む少年と共に向かった地底郷<アガルタ>。そこには何も無かった。そう、自分の産まれたことに意味はなかった。無と無の共鳴<リンク>は繰り返される空白。そしてその空白が、選べる未来だと気付いた時、ゼロは無精王へと生まれ変わる。何者でもない彼女は、何者にでもなれる少年と共に、審判の日へと。 関連テキスト 関連テキスト出典元 キャラ名orエリア名テキスト 関連テキストについての補足があれば キャラクターデータ 名前 ☆n【名前】 → ☆n【進化後名前】 ドライバ ○○型ドライバ【名前】 → 【進化後名前】 スキル LS リーダースキル → 進化後リーダースキル AS アクティブスキル → 進化後アクティブスキル NS1 ノーマルスキル → 進化後ノーマルスキル NS2 スキル 元ネタ 元ネタ その他キャラクターについての情報。 セリフ 「目指すしかないんだぼん、開かれた扉のその先へ、れっつぼーん!」 考察 主にキャラの目的だとか、キャラの行動時系列だとか。 コメント 名前 コメント
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“暴力警官”ゼロ スタイル カタナ●,チャクラ,イヌ◎ 解説 ブラックハウンド巡査。 日本かぶれのオーストラリア人。 レンズと共に最凶コンビと呼ばれ、恐れられていた。 ブラックハウンド隊長オメガの失踪後、新たに隊長職に就いたレンズに反発し、多くの隊員がブラックハウンドを退職する中、ゼロはブラックハウンドに留まる選択をした。 レンズが稲垣光平へと名前を変え、N◎VA司政官に就任すると、反稲垣派の若いブラックハウンド隊員たちはクーデターを計画。 もはや計画を止められないこと知ったゼロは、若い隊員たちの未来を守るため、自らレンズを斬る覚悟を決める。 直後にゼロはブラックハウンドを退職。 まず、レンズの後任としてブラックハウンド隊長に就任した元N◎VA軍情報士官の細野君朗(未実装ノハ´゚x゚ハ⌒ニュロ)を暗殺する。 続いて稲垣光平暗殺のため、イワヤトビルの司政官執務室に向かう途中、稲垣光平暗殺を阻止する集団と戦闘になり、命を落とした。 享年44歳。 なお、ゼロはかつて事件に巻き込まれて孤児となった女児を養子に迎えている。 その娘は、やがて義父と同じくブラックハウンド隊員となる道を選ぶ。 その娘こそ新・最凶コンビの片割れ、“暴走警官”レイである。 toコネ 2 R--M オメガ 1 -P-M 弾王(未実装ノハ´゚x゚ハ⌒ニュロ) 2 -P-M レンズ fromコネ 1 ---M オメガ 2 R-L- 黒岩三郎 1 -P-- ジャック・バロウズ 噂 ゼロの二つ名は、生活安全課に異動した頃から“ラストハウンド”と呼ばれていたニュロ。 古き良きブラックハウンドの血を受け継ぐ最後の漢だったニュロ。 レンズが汚職の道を突き進んでいったのに対し、脳筋から渋いオヤジへと見事に成長していったニュロ。 守るものがあると人は変わるものニュロ。
https://w.atwiki.jp/oreca2012/pages/177.html
ゼロ パラメータ 初期コマンド 覚える技 ゼロ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説 コマンドサンプル(育成重視(コマンド潜在なし)) 台詞 ゼロ パラメータ 属性 水 HP 81-86 クラス ☆☆ 攻撃 44-47 種族 戦士 素早さ 34-36 EX(ボタン連打) 分身攻撃→分身攻撃・零式 入手方法 戦士タンタ+ウサミコ 戦士タンタ+ウサヌシ 戦士タンタ+魔法使いジヨン 戦士タンタ+ロレル 戦士タンタ+はぐれ勇者クルド 初期コマンド # ★ ★★ 1 ミス こうげき 2 こうげき こうげき 3 こうげき! こうげき 4 こうげき! こうげき! 5 ★→★★ シビレ斬り 6 シビレ斬り シビレ斬り 覚える技 単体選択攻撃 こうげき こうげき! 会心の一撃 シビレ斬り ランダム攻撃 全体攻撃 防御 回復 強化 召喚 召喚★ 異常 EX増減 コマンドパワー増減 ためる ★→★★ 技変化 無効 ミス ゼロ 出現条件 クラスチェンジ派生 ゼロ(Lv10)+備前長船→風魔の零 解説 水属性らしく、ステータスに尖った部分が無く、バランスのとれたモンスター。 コマンドは【ミス】が少ないので確実に攻撃を決めやすい。 しかし、低火力の【こうげき】が多いのが欠点とも言え、この箇所を潰せるかどうかでダメージが変わってくる。 【シビレ斬り】を多く欲しい所か。 EX技は無属性の全体物理攻撃。 戦士タンタ、アーサー、ラクシャーサ、ジークとは性能が横並びとなっている。ちなみに登場当初は、この中でゼロのみ、次の段階に進化した際にEX技が単体攻撃に変わった。後に戦士タンタも、勇者タンタを経ることで、EXを単体技にすることができるようになった。 2020年3月に【ためる】のモーションがいつの間にか変更されていたと言う情報が報告された。 「忍者の様なポーズをして浮遊しながら『よし!』と掛け声をあげる」と言うものになっていたとの事。 なお、従来のステータスアップ時モーションは「『いい月だ』と呟きながら剣を振り、左手を顔の前で振る」と言うものだった。 また、ステータスアップのモーションが「いい月だ」と言って剣を振り回す従来と同じものである事は2021年5月に確認報告されている。 【ためる】に関しては引き続き要検証。 コマンドサンプル(育成重視(コマンド潜在なし)) # ★ ★★ 1 ミス こうげき(ミス) 2 ★→★★ こうげき 3 ★→★★ 会心の一撃 4 ★→★★ シビレ斬り 5 ★→★★ シビレ斬り 6 ★→★★ シビレ斬り 初期コマンドを活かしつつ、キャパシティを使い切るとこうなる。 ゼロ系統は2リールのキャパシティがかなり少ないため、最終型を見越すのであれば、この段階で2リールに【ミス】を一つ入れておきたい。 コマンド潜在の場合、1リールの【ミス】の箇所には【こうげき】または【ためる】が入る。 2リールに関しては不明。 台詞 登場 「俺はゼロ、闇の一族」 ステータス↑ 「いい月だ」 ためる 「よし!」 ミス 「ちっ!」 EX発動 「忍法…」 EX技 「分身の術!」 勝利 「いい月だ」 撃破 「無南三…」 排出 「俺は忍びの世界に生きる影」
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2375.html
日蝕まで残り三日の昼下がり。 シエスタやマルトー、そしてクラスメイト達に別れの挨拶を告げて回ったジョセフは、授業を自主休講したギーシュやキュルケ達と共にウェールズの居室でチェスやティータイムを楽しみ、世間話に興じていた。 内容としてはさして意味のあるものではない。ジョセフがルイズに召喚されてからの様々な思い出話や、ジョセフの来た世界、地球の話やハルケギニアの話。 ギーシュやキュルケはそんな他愛ない話を絶え間なく続けることで、不意に訪れるしんみりした沈黙を出来る限り排除しようとしていた。 「いやそれにしてもジョジョ、聞けば聞くほど君の話は荒唐無稽だな。いくら大国とは言え、一つの国に何億人もいたり、しかもそれだけの国を統べる王を入れ札で決めるだなんて考えられない。 そんなにころころ王が代わっていたら、代わる度に大事になるんじゃあないか?」 「うむ、こっちほど王……というか、大統領や首相の権力ってのは大きくないがそれなりにデカいし変わるとなりゃ大事だからな。上の頭がすげ変わる間も国の運営が成り立つようにしとるんじゃ。わしの住んどる国なんか四年ごとにやる入れ札はマジお祭り騒ぎだ」 「へええ! 聞けば聞くほどとんでもない世界だなあ、君の世界は!」 「こっちじゃあまーだやらん方がいいな。やるとしたら、平民の半分以上が読み書きできるくらいになって、選ぶ人間の良し悪しを判断できるよーになったらやっていいかもしらんが……まぁ、無理にやらんでもいいんじゃね? 六千年も同じシステムが続いてるならそれでもいいと思うしな」 好奇心と口の回るギーシュが聞き役になり、ジョセフにインタビューしている今の話題は「それぞれの世界の政治形態について」だった。 ジョセフはこれと言った政治思想がある訳でもない。強いて言えば資本主義支持者で、世界有数の大富豪なスピードワゴン財団くらい稼がなくていいから、食うに困らない生活が維持できればそれでいいと思っているくらいである。 具体的に言えば屋敷の使用人達に払う給料が滞らず、夏や冬のバカンスに専用ジェットで向かう家族旅行や社用旅行で金に糸目をつけず遊び呆けたり……そんなささやかなものでいいと考えていた。 だから魔法を使える貴族が王権の元に政治を司るハルケギニアの治世自体に文句をつける気はない。 「それで上手く回ってるなら別に口出す必要もない。わしゃアカでもなんでもないし」という理由もあるし、この世界に永住する訳でもない通りすがりの異邦人でしかないのも、大きなウェイトを占めている。 ましてや三日後には元の世界に帰るのだから、自分から進んでやりたくもない瑣事に関わる必要などこれっぽっちもないのだった。 そんなことをしている暇があるなら、キュルケにケーキをあーんしてもらったり、タバサにチェスでコテンパンにされている方がよっぽど有意義というものである。 さて、タバサに三戦三惨敗という華々しい戦歴を打ち立て、実力の差を十分に自覚したところでジョセフは椅子から立ち上がりつつ、大きく伸びをした。 「んん……ちっと外の空気吸ってくる」 「行ってらっしゃい」 気ままに読書やお茶の時間を楽しんでいる友人達にひらりと手を振り部屋を出たジョセフは、小さく欠伸などしつつ風の塔から降りた。 これから日蝕までの間、別れの挨拶を告げる友人達のリストを頭に浮かべて芝生を歩き出したジョセフの名を大声で呼ぶ者がいた。 「おぉい、ミスタ・ジョースター! 出来た! 出来たぞ! 調合が出来た!」 茶色の液体が詰まったワインボトルを手に持ち、息せき切って走ってくるのはコルベールだった。 「マジか! もう出来たのか!」 「もうも何も、昼前には錬金出来たんだが学院中を探し回ってもミスタ・ジョースターが見つからなかったのだ。一体どこに行っていたんだね?」 不思議そうに尋ねるコルベールに、ジョセフはニカリと笑みを浮かべた。 「すまんな、ちょっと外に出とった。どれ、ちょっと確認させてくれ」 ワインボトルの栓を開け、飲み口から漂ってくる臭いを手で鼻元に仰ぎ寄せて嗅ぐ。 ゼロ戦の燃料タンクに残っていたそれと同じ刺激臭に、おお、と感嘆の声を上げた。 「やるなぁセンセ! まさかこんなに早く出来るとは正直思っとらんかった!」 「なに、原料と完成品の二つが揃っていたのでね。これが『燃える水』を手に入れてなかったらもう少し時間がかかったかもしれないが、これであの『ゼロ戦』は飛ぶという事だ!」 「うむ! で、ワイン樽五本分のガソリンは何日くらいで錬金出来る?」 「そうだな……私の精神力なら、他に魔法を使わなければ二日以内に五本は可能だ」 「グッド! じゃあ、樽一本くらい余分に作れるか? せっかくだから試験飛行しよう。わしが乗って帰ったらもう二度と乗れんからな、コルベールセンセには一度経験してもらいたい。『技術で作り出したモノで空を飛ぶ』という経験をな!」 ジョセフの提案に、コルベールの顔には見る見るうちに『誕生日にお前の欲しがっていた玩具を買ってあげる』と親に言われた子供のような笑みが広がった。 「そうだ忘れていた、ミスタ・ジョースターが地球に帰ってしまえば『ゼロ戦』に乗れる機会はなくなってしまうんだ! ならば明日の朝までに一本用意しておこう!」 今すぐにでも研究室に戻って錬金を再開すべく走り出そうとしたコルベールの手をつかんで留めた。 「待て待てセンセ、せっかくガソリンの試作品があるんだから作動実験もしてみよう。作っては見たが動きませんでしたじゃどーにもならんだろ」 「それもそうだな! では早速実験してみよう!」 二人でアウストリの広場に向かい、燃料コックにガソリンを注ぎ込む。 「よしよし。さてプロペラを動かさにゃならんなー……」 そう呟くと、ちら、と横で目を輝かせているコルベールを見た。 「まァいっか」 構わずに左手からハーミットパープルを発現させる。杖も詠唱もなく突然現れた紫の茨は、メイジであるコルベールの目には明らかな実像となって映っていた。 「ミ、ミスタ・ジョースター!? それは一体……」 当然、未知の現象を突然目撃することになったコルベールは驚きの声を上げた。 「どうせ三日後に帰るからコレもバラすことにしよう。これは『スタンド』、わしの住む世界では稀にこの能力を持つ人間や動物が現れることがある。これがわしのスタンド、ハーミットパープル。 わしのいた世界ではスタンドはスタンド使いにしか見えんかったが、こっちの世界ではメイジには例外なく見えるらしい。多分魔力とかそんなのが関係しとるんじゃろうが、まぁ今はそんなこたァどーだっていい」 眼鏡の奥の目を大きく見開いたままのコルベールからゼロ戦に視線を移すと、静電気が走るような破裂音を放ちながら、ハーミットパープルを機体に入り込ませていく。 「何をしてるんだミスタ・ジョースター! そんなことをしたら、『ゼロ戦』が……!?」 壊れる、と続くはずだった言葉は驚きと共に飲み込まれてしまった。茨が入り込んだように見えた箇所は穴の一つも開いておらず、まるで機体から茨の彫刻が生えているようにも見えた。 「な……なんだねこれは。『スタンド』……とか言ったか? 先住魔法……ではないのか」 持ち前の強い好奇心を発揮し、恐る恐るながらもまじまじとハーミットパープルの観察を開始するコルベール。 「これはわし自身の生命エネルギーが作り出す像でな。基本的に人それぞれの性格やらなんやらで持つ能力や姿形が変わる。つまり同じスタンドは存在しないと言ってもいいだろう。わしのハーミットパープルの能力は念写に念聴、そして機械操作。 プロペラを動かす為には中のクランクを動かさなきゃならんのだが、それを動かす道具がないんでハーミットパープルで代用する」 「あ、ああ」 いきなり理解を越えた単語が連ねられるが、それでもコルベールはおおよその意味は掴んでいた。 「さあセンセ、ちとコクピットは狭いんでな。上からわしが操作してるトコを見てくれ」 コクピットの風防から中に入ったジョセフの頭上に、レビテーションの魔法をかけたコルベールが浮き上がった。 左手が欠損している為にパイロットにはなれなかったものの、セスナを始めとしたプロペラ機の操縦は普通に出来るジョセフである。それに加えてゼロ戦を兵器と認識したガンダールヴの能力が、初めて乗るゼロ戦の起動手順を逐一頭の中に浮かばせる。 一つ一つの手順の意味をコルベールに教え、コルベールはジョセフから聞いた言葉を興味深げに聞く。 ゆるゆると回っていたプロペラは始動したエンジンの力を借りて大きく回り、スクウェアメイジが起こす風にも匹敵するだけの風力を発生させた。 大日本帝国の名機であるゼロ戦は現役である事を確認したのを満足げに見届けたジョセフは、しばらくエンジンを動かした後で点火スイッチを切ると、もう今にも歓喜を爆発させそうなコルベールに向かって満面の笑みとウィンクと、当然親指も立てて見せた。 コルベールも、立てられた親指が何を示すか一瞬考えた後、ちょっとぎこちない手付きで親指を立て返し、嬉しそうな笑顔を返した。 「やったぞセンセ、バッチリじゃッ! お次は飛行実験だ、ちぃとギュウギュウ詰めだがセンセに空の旅をプレゼントしようッ!」 「おおおお! すごい、すごいぞミスタ・ジョースター! この炎蛇のコルベール、今まで生きてきた人生の中でこんなに胸を高鳴らせたことは無いッ! 今のこの感情の昂ぶりなら、一晩で樽五本分のガソリンすら錬金出来てしまいそうだッ!」 「まあまあセンセ、それで精神力を使い切ってはつまらんだろ。今夜は程々にガソリンを錬金して、ベストコンディションで飛行実験に挑もうじゃないか」 「ああ、そうだな! では私は早速錬金に取り掛かる、それではまた明日会おう!」 「おー、じゃあ朝メシ食った後にここ集合なー」 居ても立ってもいられないとばかりに走り出したコルベールの背に手をひらひらと振ってから、やっとジョセフは茜色に変わり行く空に気付いた。 「いかんいかん、もうこんな時間か。あいつらも飛行実験誘ってみようか」 今日の晩メシなんじゃろなァ~、と即席の節をつけながら友人達を待たせている部屋へと戻っていった。 そして次の日の朝。 ゼロ戦が鎮座するアウストリの広場には、ルイズとウェールズを除く宝探しメンバー、そしてコルベールが集まっていた。 魔法で浮かせた樽からガソリンをタンクに移し変え終わったのを確認してから、ジョセフはもったいぶった動作で友人達に向き直り、帽子を取って恭しく一礼した。 「やあやあ、お集まりの善男善女の皆様方。本日はお日柄も良く、これよりゼロ戦の飛行実験を粛々と執り行いたいと存じます」 雲一つ無い、という訳でもないが特に大きな雲があるわけでもない。十分に晴れた青い空がトリステインの上にあった。 「確かに今日はいい天気だね。で、このぜろせん、とやらは本当に飛ぶのかね? 僕は今でもコレが飛ぶだなんて少しも信じられないんだが。なあヴェルダンデ」 「タルブの村のおじいさんおばあさんは、何人かこのぜろせん、が飛んでいるところを見たって言ってましたけど……」 この期に及んで何回言ったか判らない疑問を口にするギーシュに、シエスタがおずおずと意見を述べた。 「まあまあ、一見は百聞に如かずって言うじゃろ。なんなら賭けてもいいぞ、また金貨二百枚と一年執事の権利を賭けてな」 ニシシ、と笑うジョセフに、ギーシュの顔は渋すぎる茶を無理矢理飲まさされたみたいになった。 「君はもう故郷に帰るんだろ? なんてことだ、賭け金も渡せないうちに帰られるだなんてグラモン家の四男としてこれほど屈辱的なことはないというのに」 「そうそう、忘れてたけど私も二百エキュー貰えるんだったわね。なんならダーリンの分も合わせて私が預かっておこうかしら」 思わず口を滑らせた事に気づいた時にはもう遅い。猫の様なニンマリとした笑みを浮かべるキュルケに、ギーシュはしかめていた顔を更に大きくしかめた。 「……ジョジョ本人に手ずから渡すことにするよ、僕は」 「あらそれは残念」 そもそもゼロ戦が飛ぶということ自体を信じていないギーシュとキュルケは、ゼロ戦にかかりきりのジョセフとコルベールをさておいてそんな軽口で盛り上がっていた。 「さて、んじゃいっちょ行くとするか。センセ、何とか詰めてくれ」 腰に下げていたデルフリンガーを足元の隙間に入れ、コルベールが乗れるスペースを何とか確保する。 そもそもゼロ戦は一人乗りである。座席背部にあった通信機を取り除いたことで二人が乗れないことはない、くらいの広さは辛うじて確保できていたが、そもそも身長195cm、体重97kgもあるジョセフが乗ればそれだけでコクピットのスペースを大きく取ってしまっていた。 コルベールも細いとは言え立派な成人男性の体格を持っている。乗ることが不可能ではないのだが、ぎゅうぎゅう詰めになるのは致し方のないことだった。 「ああ、いや確かに狭いが何とか……というか、ミスタ・ジョースターがこんなに大柄なのが問題ではないのかね?」 「そもそもコレ一人乗りだもんよ。メッサーシュミットなら三人乗れるんじゃが贅沢は言っとれんだろ」 コクピットに乗り込むだけでいい年したジジイとハゲ上がった大人が言い争いしながらも、何とか乗り込むことは出来た。 「よし、んじゃ行くとするか」 クラッチにハーミットパープルを這わせてエンジンを始動させると、プロペラが音を立てて回り始める。計器が示す数値も異常が無いことを教えてくれる。 ブレーキを放すと、ゼロ戦がゆっくりと動き出す。おおよそ目星をつけていた離陸点に辿り着くが、ガンダールヴのルーンとジョセフ本人の経験がゼロ戦が飛び立てる滑空距離に少々足らない、と見えてしまった。 アウストリの広場が狭いわけではないが、それでも飛行機一機が飛び立つ為に必要な距離は並大抵のものではないと言う事だった。 ジョセフは閉じた片目の上に手を翳し、学院の敷地を取り囲む高い塀に舌打ちした。あれがもう少し低ければこの距離でも十分離陸は出来ただろう。 「ううむ。ちと距離が足らんな……あそこの高い壁を吹き飛ばせば何とか行けるかもしらんが」 しょっぱなから物騒な提案に思考が進んだジョセフをたしなめたのは、足元に転がっているデルフリンガーだった。 「相棒、そんな短絡的な方法取んなくても外にいる貴族の娘っ子達に風を起こしてもらえればいけるぜ」 「ああ、それなら行けるか」 「あのちまいのは風のトライアングルだろ? なら大丈夫だ」 風防から腕を出してハーミットパープルをタバサに伸ばす。骨伝導で「広場のあっこらへんに立って思い切り向かい風を吹かせてくれ」と頼むと、タバサはこくりと頷いて指定された場所まで歩いていった。 さして時間を掛からず轟風が巻き起こったのを見届けると、シエスタから受け取ったゴーグルを身に付ける。 「おっしゃ、行くぞセンセ」 「ああ……よろしく頼む!」 踏み込んでいたブレーキペダルから足を離し、スロットルレバーを開く。 加速するエネルギーを解放されたゼロ戦は勢い良く加速を開始する。 操縦桿を軽く前方に押し、尾輪を地面から離れさせ滑走に入る。 段々と壁が近づいてくる中、十分にスピードが乗ったのを確認すると操縦桿を引き、タバサの起こした風に機体を乗せた。 ゼロ戦が浮き上がり、大きなGがコクピット内の二人に圧し掛かる。 そして脚を収納したゼロ戦は魔法学院の壁を飛び越え、更に上昇を続けていく。 「おおお、飛んでいる! 飛んでいるぞ! こんなに早く!」 風防の外で猛スピードで流れていく景色を見、興奮を隠さず叫んだ。 「おい俺にも見せろよ相棒!」 鞘口をカタカタ鳴らして催促するデルフリンガーをハーミットパープルで引き上げれば、デルフリンガーもまた金具をけたたましく鳴らして騒ぎ出した。 「うわー! すげえ! すげえ! なんだこれ、フネとか竜とか比べ物になんねーぞ!」 「そりゃそうよ、こいつぁ最高速度が500km以上出る。ハルケギニアでそんだけの速度を出せる魔法や生物なんてそうはないじゃろ?」 狭いコクピットの中、自慢げに言うジョセフの言葉も、コルベールとデルフリンガーには届いていなかった。 矢のように過ぎる雲の流れと外の景色に釘付けになっていたからだ。 これから同乗者の気が済むまで遊覧飛行したり、雲を突き抜けた上空まで一気に飛んでやりたくもあったが、如何せん肝心要の燃料がタンクの20%しかない。 安全を考慮し、比較的低空飛行で、且つ学院の周辺を飛び回るだけしか出来なかったが、それでもコルベールやデルフリンガーには十分過ぎる驚きと興奮を与えていた。 それは無論、地上で見守っていたギーシュ達や、突然聞こえてきた爆音に何事かと教室の窓から顔を出した学院の生徒や教師達、地面から見上げる使用人達、そして塔の窓から一部始終を見守っていたウェールズも例外ではない。 「ほらほら見てくださいミス・ツェルプストー、ミスタ・グラモン! 飛んでます、竜の羽衣が飛んでますよ!」 お伽噺だった『竜の羽衣』が本当に空を飛んでいるのを見ることが出来たシエスタのはしゃぎ様にも、キュルケもギーシュも構うことが出来なかった。 「……まるで夢でも見ているようだ。まさか、あんなカヌーみたいなオモチャが、あんなに早く飛ぶだなんて……」 「……本当に。何から何まで私達の常識ってものが通用しない世界なのね、ダーリンの世界って」 学院にいる大勢の人間の中で、事情が飲み込めている者はほとんどいない。それでも、ハルケギニアの空を翔けるゼロ戦に視線を奪われていた。 それから二十分後、再びアウストリの広場にゼロ戦が着陸し、そこからジョセフとコルベールが降りてきたのが確認された後、物見高い生徒達が教師の制止を振り切って教室の窓からフライで広場に殺到してくる。 ルイズに召喚されてからこの方、学院の注目を一手に集めてきたジョセフである。 怒涛のように押しかけてくる野次馬達を丁重にあしらい、無遠慮にゼロ戦を触ろうとする不貞な連中にはトライアングルの三人と使い魔が睨みを効かせていた。 今日も今日とて注目を一手に集めるジョセフを羨ましげに見ていたギーシュは、自分を慰めるように鼻先を摺り寄せてくるヴェルダンデにしかと抱き付いていた。 「ああヴェルダンデ、僕の愛くるしいヴェルダンデ、傷心の僕を癒してくれるのは君だけだ」 もぐもぐ、と喉を鳴らして目を細めるヴェルダンデは、しょうがないなあと言いたげなつぶらな瞳で主人を見つめていたのだった。 ちょうどその頃、トリステイン王城のルイズは客間のベッドで頭から毛布を被っていた。 眠っている訳ではない。目ならとっくに覚めている。 しかし、ベッドから起き上がる気分にはなれなかったのだ。 使い魔とも別れて一人、今の自分が唯一頼れる友人であるアンリエッタの所へ転がり込んだはいいものの、今になってその行動が間違いだったことに気付いてしまった。 スタンド使いで様々な悪知恵が働くジョセフがいなければ、自分はただのゼロのルイズでしかない。何も出来ない、魔法も使えないゼロのルイズ。 しかも使い魔が帰還するのを素直に喜んでやれる訳でもなく、さよならも言わずに帰れと置手紙を残しただけ。使い魔を手放す辛さに耐えかねたとは言え、そんな無責任な別れは許されるはずが無い。 自分の都合で呼び出した使い魔を帰すのに、呼び出した張本人はこうして迎えの来ないベッドの上で毛布を被って時が過ぎるのをただ待っているだけだなんて、果たして貴族の振る舞いとして恥ずかしくないのか。答えは既に出ている。 サイドテーブルに置いている帽子に視線が行き、そしてまたすぐ離された。 (……私、バカだわ。こんなことしてたってしょうがないじゃない……) 頭では判っている。ジョセフが帰るその時まで側にいて、謝るところは謝って、最後にさようならと直接言って、きちんと別れを告げるべきなのだと。 まだ日蝕まで二日ある。今から馬を飛ばして帰れば、十分に間に合う。学院に帰って、何もなかったような顔しててもジョセフはちょっとだけ苦笑して、あの大きな手で頭を撫でてくれるだろう。 正直になって、別れたくない帰したくないって駄々をこねられるだけこねて、思い切り泣いて叫んで――自分の中に溜まっているわだかまりを全部吐き出してぶつければいい。 本当はそうしなければならないのだ。 そんな事をしても、ジョセフの意思が変わらないのは判り切っている。 ただ、伝えなければならない。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールにとって、ジョセフ・ジョースターがとても大切な存在だって言う事を。 人の言う事を先読みできる有り得ない洞察力と推理力を持つジョセフだって、あんな走り書きの文章一つで自分の中で渦巻いている色んな気持ちを察することなんて出来はしない。 ……いや、ハーミットパープルを使えば出来るかもしれないが、多分そんなことはしない。 だからちゃんと自分の口で、自分の気持ちを伝えなければならないのに。 今から部屋を飛び出して、馬に乗って帰るだけでいいのに。 しかし、ルイズはベッドから起き上がる事が出来なかった。 由緒正しいトリステイン名門のヴァリエール公爵家の三女たる者が、よりにもよって使い魔から逃げ出して毛布を被っているだけだなんて。 どんな顔をして帰ればいいのか、果たしてジョセフが本当に自分の思うような行動を取ってくれるのか。もし取ってくれなかったらどうしよう――。 そんな思いばかりが渦巻いて、立ち上がることが出来なかった。 誰にも頼ることが出来ず、誰にも悩みを打ち明けられず、一人きりになった今、16歳の少女に似つかわしい臆病さが前面に押し出されていた。 頭では取るべき行動が判っていても、心が動き出す決意を立てられない。 結局ルイズは、毛布で全身を包みきゅっと目を閉じて、眠気が来るのをひたすら待ってしまった。 日蝕の前日。 ゲルマニア皇帝アルブレヒト三世と、トリステイン王女アンリエッタの結婚式を三日後に控えたその日の朝。 トリステイン王宮は、式が行われるゲルマニア首府のヴィンドボナへのアンリエッタの出発の準備を控え、上から下まで慌しく駆け巡っていた。 トリスタニアからヴィンドボナまでは、馬車で行けば半日弱しか掛からない。 しかし政略結婚と言えども、一国の皇帝と王女の婚礼の儀は建前上目出度い代物であり、祭儀として華々しく、且つ恭しく執り行われるべき代物である。 トリステイン首都のトリスタニアからヴィンドボナまでの旅路そのものが盛大なセレモニーであり、足早に急ぐような野暮な真似が出来るわけも無い。 半日弱の旅路をたっぷり時間をかけ、式前日の夕方にやっと到着することになっていた。 千の御伴を連れて立ち並ぶ行列の主賓たるアンリエッタ自身は、まるで病に冒されたような白い面持ちのまま、今朝本縫いが終わったばかりのウェディングドレスに身を包んでいた。 上質の絹で織られた美しいドレスを着ているというのに、ドレスの色を黒く染めれば葬儀の場に立っていてもなんら違和感を感じさせない佇まいであった。 出発の時間まで四半刻となった頃、王宮に突然の報がもたらされた。 国賓歓迎の為、ラ・ロシェール上空に停泊していた艦隊全滅の知らせ。 それと時を同じくし、神聖アルビオン共和国からの宣戦布告文が急使に拠り届けられた。 ラ・ロシェールに配備されていたトリステイン艦隊が突如不可侵条約を無視して親善艦隊に理由なく攻撃を開始し、一隻の戦艦が撃沈された為、アルビオン共和国政府は『自衛の為』『やむなく』トリステイン王国政府に対して宣戦を布告する旨が綴られていた。 トリステイン王宮はこの知らせに騒然となり、急遽将軍や大臣達を招集した。 しかし名誉ある貴族が雁首揃えてやることと言えば、豪奢な大会議室でただ言葉を踊らせるばかり。 やれこれは互いの誤解から発生した不幸な行き違いだ、アルビオン政府に対し真摯な対応をすべきだ。いや今すぐゲルマニアに急使を飛ばし、同盟に従い軍を差し向けるべきだ。 誰も椅子から腰を上げようともせず、下の者を動かそうともせず、ただひたすらに終着点が考えられていない互いの意見ばかりが飛び交い、なんら実のある結果に繋がる気配は見えなかった。 会議室の上座には、ウェディングドレスを纏ったアンリエッタが座っていた。きらめくような白絹に身を包んだ姿は衆目を引き付ける美しさを醸し出しているが、居並ぶ貴族達は誰一人としてその清楚な美しさに目を留めようとしない。まして意見を求めようともしない。 国を揺るがす一大事の中でも、うら若き王女はただ座っているだけ。 ただ顔を俯かせ、膝の上に置いて握り締めた手をじっと見つめているだけだった。 「――これは偶然の事故――」 「――今なら話し合えば誤解が解けるかも――」 「――この双方の誤解が生んだ遺憾なる交戦が全面戦争へと発展しないうちに――」 会議室での言葉は何一つアンリエッタに届かず、ただ頭の上を通り抜けていくだけ。 誰も王女に言葉を届けようともしないし、届ける意味を見出してもいなかった。 「急報です! アルビオン艦隊は降下して占領行動に移りました!」 伝書フクロウがもたらした書簡を手にした伝令が、息せき切って会議室に飛び込んできた。 「場所は何処だ!」 「ラ・ロシェールの近郊! タルブの草原のようです!」 伝令の言葉に、会議室はより重い空気を漂わせる。 自分達が考えている以上に、事態は重大であることに気付き始めざるを得なくなっていた。 昼を過ぎ、王宮の会議室には次々と報告が飛び込んでくる。 それらはどれも例外なく、頭を抱え耳を塞ぎたくなるような悪い知らせばかりであった。 タルブの領主が討ち死にし、偵察の竜騎士隊は一騎たりとも帰還せず、アルビオンからの返答もない。 敵意を持って杖を向けている敵に対し、未だに自分達がどうするのかも決めあぐねて会議室から出ようともしない貴族達。 それをただ黙って見ているアンリエッタの心の中では、これまで懸命に押し殺してきた感情がゆっくりと、しかし着実に膨れ上がっていたのだった。 (……これが。伝統あるトリステイン王室) 前王は子に恵まれなかった。生まれた子供はマリアンヌとの間に生まれた娘、アンリエッタ一人。側室も設けなかった為、トリステインの王位継承権を持つ者は大后マリアンヌと王女アンリエッタの二人だけ。 王が崩御した後、マリアンヌは王位継承権を放棄し、第一王位継承権を持つようになったアンリエッタは当時7歳。まだドットメイジですらない少女を王座に座らせる訳にも行かず、それから十年間トリステインの玉座は主を失ったまま現在に至っている。 しかし17歳となり、水のトライアングルメイジとなった彼女は、ハルケギニア統一の野望を持つアルビオンに対抗する同盟を結ぶ為の貢物として、四十過ぎの男との政略結婚を組まれていた。そこに彼女の意思は介在していない。アンリエッタの恋心を斟酌されるはずもない。 トリステイン王宮に仕えている貴族達は、王家に傅く素振りをしているだけ。国家存亡の危機に瀕している今、王女に意見を求めることも無く、ただ自分達だけで言葉を踊らせている。 自分に求められている役割は国を統治する王女ではなく、王宮を飾る美しい花。 花瓶に生けられた花に、王の言葉を求める者は居ない。 (そうね。私はずっと彼らから取り上げられてきたのだわ。トリステインという国を。王女としての誇りを) 今にも滅亡しようとするアルビオンで孤軍奮闘するウェールズから、昔送った恋文を返して貰う。そんな困難な任務を頼める相手が、幼い頃の遊び相手しかいなかった。 数少ない友人であるルイズにすら、最初は悲劇の主人公ぶった言葉でしか頼むことが出来なかった。王女としての立ち居振る舞いすら忘れていたのだ。 それを思い出させてくれたのは、皮肉にも平民であり、使い魔である老人、ジョセフ・ジョースターの言葉。 『王族の誇りを捨て、自らに仕える貴族にへつらった! そんな腐れた魂の何が王女か、何がルイズの友達かッ!』 あの夜、自分は王族としての誇りを取り戻したはずではなかったのか。 愛するウェールズは最後の時までアルビオン王家に連なる者として、誇り高く死のうとした。それを無理矢理トリステインに連れて帰らせたのは自分だ。 アンリエッタ・ド・トリステインは、こんな無様な姿を見せる為に愛する人の意思を捻じ曲げたのか? 今の自分は胸を張って、自分の愛する人達の前に顔を出せるだろうか? (……出せないわ。出せるはずが無い) 今の自分は、王女である資格がない。恋人である資格がない。友人である資格がない。 (――どうせ、このまま生き長らえても意にそぐわぬ婚姻をするだけ) 弾む鼓動を抑えるように、ゆっくりと、けれど大きく、息を吸う。 (これから数十年ずっと悔いて生きるのと、今日、死ぬことと。どれだけの違いがあるのかしら) 肺腑に行き渡らせた息を、静かに吐き出していく。 (せめて、トリステインの王女として誇れるように生きてみよう) 俯いていた顔をゆっくりと上げる。意味のない言葉が舞う貴族達を一瞥し、悠然と立ち上がる王女に、貴族達の目が向けられた。 「――トリステインの貴族は誰も彼も臆病者のようですわね」 アンリエッタの唇が紡いだ言葉は、意図せず氷柱のような冷たさと鋭さを纏っていた。 「姫殿下?」 「今正に国土を侵されていると言うのに、下らぬ言葉遊びに興じる様の見物はもう飽きました。それで? 貴方がたは一体どうするというのですか。そのお腰の杖は飾りなのですか? 貴方がたが今唱えなければならないのはつまらぬ御託ではなく、敵を討つ為の呪文のはずです」 呼吸も乱れず言葉に震えもない。言うべき言葉が勝手に流れているような錯覚さえ、アンリエッタは抱いていた。 「しかし、姫殿下……誤解から発生した小競り合いですぞ」 「誤解? 何をどうもって誤解と言うのですか? トリステイン王国の艦隊は祝砲に実弾を込める愚か者が揃っております、とお認めになるつもり? そんな馬鹿な話があってたまりますか。どれだけ下らない道化芝居とて、こんな無様な筋書きは存在しません」 「いや、我々は不可侵条約を結んでおったのです。事故以外に有り得ません」 「事故以外の可能性を貴方が認めたくないだけでしょう。今我々が直面している現実は、アルビオンがトリステインの国土を侵している。条約は紙より容易く破られたのです。どうせ守るつもりなどなかったのでしょう、あの卑怯者達の集まりは」 「しかし……」 なおも言い募ろうとする一人の将軍に一瞥をくれる。 ただのお飾りであるはずの王女は、臣下の勝手な発言を視線一つで遮った。 「貴方がたは御存知? アルビオンを簒奪したレコン・キスタは我がトリステイン王国のグリフォン隊隊長を裏切らせ、名誉ある戦いに赴こうとしたウェールズ皇太子を暗殺しようとしたのです」 突如発せられた言葉に、会議室がどよめく。 王宮近衛である魔法衛士隊隊長の裏切りは、緘口令が引かれていた。この緊急時に会議室に召集された貴族の中でも、その事実を知らない者は少なくなかった。 「アルビオン王家は滅亡寸前であったのに、彼らは最期の名誉ある死すら皇太子から奪おうとしたのです。いみじくもトリステインがレコン・キスタに加担したも等しい忌まわしい出来事を知ってなお、まだ愚にも付かぬ議論を続けるつもりですか」 静かに紡がれる王女の言葉に、貴族達は口を噤む。つい先程まで貴族達の声が溢れていた会議室には、王女の声だけが響いていた。 「この様な繰言を並べている間も、国が踏み荒らされ、民の血が流れているのです。王族や貴族は、この様な時こそ杖を掲げ戦いに出向く存在だったのではありませぬか? そんな最低限の義務すら果たせないのなら、杖など折ってしまいなさい!」 声を張り上げてテーブルを叩くアンリエッタ。 誰も言葉を発さず、杖に手を掛ける者もいない。 「黙って聞いていれば、如何に逃げ口上を美しく整えるかという事ばかり。確かにトリステインは小国、頭上から見下ろすアルビオンに反撃したところで討ち死には必至。敗戦後、責任を取らされるのは真っ平御免と言う所でしょうか。 それならば侵略者に尻尾を振って腹でも見せていれば命が永らえる。そうそう、私の聞き及んだ話ですと王党派は降伏してもギロチンなる処刑道具で首を刎ねられたそうですわ」 「姫殿下、言葉が過ぎますぞ」 マザリーニがたしなめる。しかしアンリエッタは一瞬だけ視線を彼に向けただけだった。 「わたくしは誇り高きトリステイン王国が王女、アンリエッタです。わたくしは王族としての義務を果たしに行きます。卑怯者どもの犬として首を刎ねられたいのならば、自由になさい」 アンリエッタは貴族達にそれ以上構うこともなく、ドレスの裾を捲り上げて会議室を飛び出していく。 「お待ち下さい! お輿入れ前の大事なお体ですぞ!」 マザリーニのみならず何人もの貴族がそれを押し留めようとするが、彼女は躊躇いなく彼らを一喝した。 「軽々しく王女に触れようとするとは何事ですか、立場を弁えなさい!」 アンリエッタに伸ばされようとしていた手が、威厳ある言葉によって動きを失った。そして行き場を無くした手達が彷徨う中、捲り上げた裾を強引に引き千切ると、破き取った裾をマザリーニの顔目掛けて投げ付けた。 「もううんざりだわ、私の意思は私のもの! 貴方がたに左右される云われはないわ!」 見るも無残に敗れた裾を翻し、足音も高く廊下を進んでいく。 会議室を守っていた魔法衛士達は、王女殿下の後ろを自然と付き従っていった。 宮廷の中庭に現れたアンリエッタは、涼やかな声で高らかに叫んだ。 「わたしの馬車を! 近衛! 参りなさい!」 中庭にいた衛士達がアンリエッタの元に集まり、ユニコーンの繋がれた馬車が衛士の手によって引かれて来る。 アンリエッタは馬車からユニコーンを一頭外し、傲慢なほど堂々と背に跨った。 「これより全軍の指揮をわたくしが執ります! 各連隊をここへ!」 前王が崩御してから十年余の時間を経、トリステイン王宮に王の声が響き渡る。 魔法衛士隊の面々は一斉に王女に敬礼し、アンリエッタはユニコーンの腹を蹴りつける。 甲高いいななきを上げて前足を高く掲げる中でも、彼女は悠然とした態度を崩さなかった。 アンリエッタの頭に載ったティアラが日の光を受け、黄金色に輝いたのを臣下に見せた後、ユニコーンは誇らしげに走り出す。 それに続き、幻獣に搭乗した衛士達がそれぞれ叫びを上げて続く。 「戦だ! 姫殿下に続け!」 「続け! 後れを取っては家名の恥だ!」 雪崩を打つように貴族達は各々の乗機に跨り、アンリエッタの後を追いかけていく。 王女出陣の知らせは城下に構える連隊へ届き、後れを取ってはならぬと次々とタルブへ向かって進んでいく。 投げ付けられた裾を手にしたまま、その様子を見ていたマザリーニは呆然と天を見上げた。 アンリエッタが貴族達に放った言葉は、自分も考えていたことだった。 伝え聞く情報は、レコン・キスタとは誇りや名誉という単語から程遠い場所に存在する連中だという事は知っていた。 だが現実問題として、今のトリステインでは彼らに太刀打ちできないことを一番知っているのは、国の政務を一手に引き受けてきたマザリーニである。 今ここで戦いに出たところで、無駄に被害を広げる結果にしかならないと考えている。今更命が惜しい訳ではない。現実的に考えれば考えるほど、国の為、民の為には事を荒立ててはいけなかった。小を切り捨て、大を生かす為にはそうせざるを得なかった。 だが、今この時、条約は破られ、戦争が始まっているのだ。外交のプロセスは既に終わっている。今は互いの国力をぶつけ合う実力行使の時間になっている。それを認めたくない、という気持ちがなかったとは言えなかった。 一人の高級貴族が、アルビオンに派遣する特使の件で耳打ちをする。 マザリーニは頭に被っていた球帽をそいつの顔面に思い切り投げ付けようとして、気が変わる。球帽を掴んだ拳ごと彼の鼻っ面に叩き込んだ。 そしてアンリエッタが投げ付けた裾を頭に巻き付け、叫んだ。 「各々方! 馬へ! 遅れてはならぬ、栄えある姫殿下の元に集え!」 To Be Contined → 戻る
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■ 名前:妖晶零弐 ■ 通称:ゼロ、ゼロさん ゼロ(ぜろ)とは、スカイプの常連の一人である。 1 概要 1 概要 アクアタウンから来たメンバー。東方が好きらしい。 旧チャットから新チャットに移転したのは彼が提案したことらしい。 ザ・ギャラクシーズが嫌いらしく、メンバーに入るつもりはないらしい。 ディメーンとはなかなか趣味が合わないらしい。 ドラちゃんとは対極の存在。ドラちゃんが黒き英雄なら彼は白き英雄である。ンバーニンガガッ!!ババリバリッシュ!!
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※該当項目がいくつか存在します。 1『THE KING OF FIGHTERS』シリーズのゼロ 2『ロックマンX』シリーズのゼロ 3『星のカービィ』シリーズのゼロ 4『コードギアス』シリーズのゼロ ここでは1番のゼロについて紹介します 『THE KING OF FIGHTERS』 に登場するキャラクター。 クローン(上画像左)とオリジナル(同右)の二人がおり、 『2000』ではクローンがラスボス、『2001』ではオリジナルが中ボスを務める。 クローンゼロ オリジナルゼロ 未分類大会情報 クローンゼロ 「ゼロを超える者は…ゼロしかいない…」 格闘スタイル: 主に打撃攻撃+カッター攻撃 誕生日: 10月7日(44歳) 身長: 193cm 体重: 88kg 血液型: O型 スリーサイズ: 不明 出身地: 不明 趣味: 仕事 大切なもの: 変身能力 好きな食べ物: 寿司、すきやき 嫌いなもの: 裏切り者 得意スポーツ: ゴルフ、野球 『THE KING OF FIGHTERS』 に登場するキャラクター。KOF7代目ラスボスとして『2000』に登場。 闇の組織・ネスツによって生み出されたオリジナルゼロのクローンで、組織の上級幹部。 担当声優は『2000』『2002UM』では ふとがね金太 氏、『KOF ALL STAR』では 斉藤次郎 氏が演じている。 コードネームは「01(ゼロワン)」。 オリジナルゼロの一人目のクローンという意味だが、当初はオリジナルゼロが登場する予定はなかったため、クローンという設定は後付けである (スタッフによると丁度『2000』の時はSNKがヤバかった時期でゼロをうまく作りこめず、もう一度出したかったらしい)。 そのため単に「ゼロ」と言った場合はこちらのクローンを指すことが多い。 クリザリッドの上司にあたり、『'99』での世界同時テロ作戦を統括していた。会社でいうと部長に相当する立場である模様。 しかし作戦の最終段階で失敗したクリザリッドをあっさり見捨て、隠蔽のため始末した(生きていたが)。 『2000』でネスツ主催と見せかけてKOFを開催し、K らをおびき出して身柄を拘束しようとした「リング機関」 (ヴァネッサやセスの所属する組織)の司令官であるリングを暗殺、 クローンを仕立ててハイデルンの部隊と連携を取らせ、情報を錯綜させると共に機関を掌握。 対ネスツ用の衛星兵器としてリング機関が用意していた「ゼロ・キャノン」のコントロール能力を奪う。 ……というのがネスツの書いたシナリオだったようだが、 自らが新世界の頂点に君臨するという野望を持っていたクローンゼロは顔を変えてリングそのものと摩り替わり、 KOFを通じて生じる格闘家達のエネルギーをゼロ・キャノンに転送させ、これを武器にネスツ乗っ取りを目論む。つまり反乱である。 結局、彼はネスツ本部から送り込まれたダイアナ、フォクシーとクーラ・ダイアモンドらによって粛清され、 最後は彼女らの工作によって誤作動を起こしたゼロ・キャノンを発射させた結果、自滅。 そのゼロ・キャノンもクーラによって破壊され、世界中に散らばっていた他の19機も誤作動によって自爆した。 ……という話だが、あまりにもややこしすぎて訳が分からなかったため、 多くのプレイヤーの理解は「チョビヒゲが出てきて倒したら勝手に死んだ」程度に留まった(実際その通りだが)。 まぁ、それでも次の年よりは遥かに分かりやすいのだが。 なお、ハイデルンを拘束していたのはリングのクローン*1であり、こちらは大した戦闘能力はない模様で、 原作では手刀であっさりやられ、小説版でも挿絵付で瞬殺されていた。 また、ネスツを自ら裏切っておきながら、嫌いなものが「裏切り者」となっているあたりに彼の人間性が垣間見える。 ひょっとしたらネスツを裏切った原因は別の誰か(上司?)に裏切られたからなのかもしれない…。 しかし似たような境遇のウィップには何か同じものを感じたのか、最後に真実の入ったディスクを手渡すという一面も見せた。 韓国チームのEDでは、ギャグ丸出しな情けない姿でスタッフロールに移行したりもするが。 チョビヒゲがG.E.レクイエムを食らったようです。 コミック『THE KING OF FIGHTERS~A NEW BEGINNING~』では、終盤にクリザリッド、オリジナルゼロが言葉無き亡者として復活するが、 クローンゼロはイグニスを除いたネスツ編のボスの中で1人だけ復活をハブられた。 キャラクター 上記のプロフィール通り、好きな食べ物は「寿司とすき焼き」。得意スポーツは「野球とゴルフ」。 これだけ見てると、正直普通のおっさんである。 で、このクローンゼロ……何も知らずに戦う分にはただのおっさんだが、技名がもじったりすることもなく羅将ハンの丸パ○リ。 実際、髪型やヒゲの形などもそのまんま。ただ、顔つきや体型は微妙。 なお、ハンはこんなおっさんではなく、下に掲載の画像の通り渋くてクールなナイスミドルである。誤解無きよう。 一応このスカートはネスツによって開発されたバトルスーツで、クローンゼロの意のままに動く設定だが、 この『2000』の開発段階では既にSNKの経営は相当末期的だったようで、 「見た目だけ?もじるだけ?ええい、生ぬるいわ!」 という、SNKの誇るパク○魂最後の意地が込められたキャラだったのかもしれない。 そして、『2002UM』で復活を果した彼(名前がC-ZEROに変わった)のMAX2の名前は「暗琉天破」。 原作では、ハンが扱えなかった北斗琉拳の奥義だが……。 ここまでくると、本当に徹底していると言わざるを得ない。 なお、この顔は元々リングのものであり、本来の顔はオリジナルに準じたもののはずである。 だが、ゼロに見捨てられたことがトラウマとなったクリザリッドは、『2001』で嫌いなものが「チョビヒゲの人」となっていた。 『99』で見捨てられた時点では、まだゼロはリングと入れ替わっていなかったはずなのだが……。 さらに言えば、彼は途中からクローン・リングと入れ替わってゼロ・キャノンのジェネレーターの傍に行っていたわけで、 ハイデルンと同行していたわけではないため、そもそもリングと同じ顔である必要すらない。 というか、最初から「リングを殺して彼のクローンとすり替えた」か「リング(本物)がゼロの傀儡クローンだった」で十分のはずなのだ。 どうやら彼は、元々チョビヒゲを好むヒゲマニアだったようだ。 + ※顔芸注意 なお、冒頭の台詞「ゼロを超える者~」の元ネタは、 寺沢武一のSFアクション漫画『コブラ』に登場するバトル・アーマロイド、ブラックソード・ゼロのセリフ。 「超える者がゼロ(いない)」という意味合いで名付けられたバトル・アーマロイドであり、この台詞も『2000』時点ではそうした意図だったのだろう。 奇しくも『2001』でオリジナルゼロが登場したことで上記の台詞は本当になったが(どっちがどのゼロを指すのかは不明)。 また、ゼロがリング機関から奪った衛星兵器ゼロ・キャノンは、 外見や破壊されるシーンが映画『AKIRA』の衛星兵器SOLそのまんまである。 原作中の性能 技性能が高く、特にスカートを使用した技のヒット数、削り値は驚異的。 オリジナルと比べて技が多いのも特徴で、元ネタとなった人の技を全て搭載していたり、他の人の技のようなものも使えたりする。 他人の顔を模しているという設定と関係があるのかは不明だが、気絶時には頭部が真っ黒に歪んだものに変貌する。 しかし、搭載AIの関係で『'97』版オロチに匹敵する歴代最弱ボス候補であり、 一定の間合いで垂直ジャンプふっとばしを出すとゼロの方から当たりに来てくれるので、これを繰り返すだけで勝てる。 ぶっちゃけレバー上に入れっぱなしにしてタイミング良くCD押してりゃ目をつぶってても勝てる。 そのうち気絶するので、先述の黒く歪んだ顔を見るのも簡単。 またゲージも溜まってると思うので、あとは龍虎乱舞など好きなように。 そうでなくても、小足を振ってると斬風燕破を使ってくるので、それをガードしてからダッシュ攻撃が間に合う。 そこからコンボが入るので、KOFに慣れた人なら出た当初からこちらの方法でも安定して勝てたため、他のボスより苦労したという人はほぼいない。 再登場した『2002UM』ではしゃがみモーション及びしゃがみ通常技が新規に追加され、 ふっとばし攻撃にカウンターワイヤー付加、斬風燕破の硬直が減少などの強化が施された。 さらにCPUのAIが大幅に強化され、相応に手強くなった。 + オリジナル・クローン共通技 斬風燕破・殺魔 斜め上方にスカートを翻す。リーチは短いが飛び道具を反射できる。やたら長い無敵時間もある。 斬風燕破・叛鏡 前方にスカートを翻す。威力が高く、ヒット・ガード問わずゲージが1本以上溜まる異常なまでの回収率を誇る。 またガードするとガードクラッシュ(以下、ガークラ)確定。 飛び道具を反射するのが「殺魔」で、跳ね返さないのが「叛鏡」。納得いかなくても、そうなってるのだから仕方ない。 斬風燕破・凰牙 スカートを振り上げつつ飛び上がり、円弧を描くように広げて突進する。 獄鎖斬陣 斬風燕破を殺魔→凰牙×2→翔覇と連続で繋げる非ロック系の乱舞技。 出掛かりが全身無敵で、小技から繋がるなど高性能だが、空中の相手にはカス当たりするため、主に連続技の締めや割り込みに使用される。 原作だと(少なくとも『2002UM』では)体力の最大値が小さいので、削りダメージがヒット時とほとんど変わらない。 白羅滅精 ゼロが開始時に地面に片手を付くモーションを取ると、 ゼロの付近にブラックホール状のエネルギーが発生し、背景が暗転。 直後、ブラックホールに向かって白い球体が画面外から飛来する。 発生は遅いが動作中は完全無敵。 左右からゼロ本体に目掛けて移動してくるこの球体に攻撃判定があるように見えるが、 実際にはゼロに向かって不可視の巨大な攻撃判定が8回に渡って左右から迫ってくる仕様となっており、 厳密には全画面判定とは異なるが、MUGENでは全画面判定で作られている場合が多く、そういう認識でも特に問題はない。 『2002UM』では8ヒットするものはMAX版に格上げされ、1ゲージ版は4ヒットになった。 また発生が早く強攻撃から繋がるようになり、さらにどこでも判定があり様々な技からの追撃に使えるなど大幅に強化された。 + クローン専用必殺技 斬風燕破・翔覇 鳳牙の動作で斜め上に飛び上がる対空技。『2000』では強版凰牙という扱いだったが『2001』で別物になったためよく分からないことに。 攻撃判定が消えるまで完全無敵なので対空技としては申し分ないが、着地時の硬直が異常に長く、ヒットしない限りはまず反確。 魔舞紅躁 身を屈めて相手を影で捕縛し、背を向けてスカートから衝撃波を発する投げ技。 発生が非常に遅いが完全無敵。『2002UM』ではやや発生が早くなったが相手に密着しないと成立しなくなった。 なお、この技は 平伏した修羅に対し屈みこんで野心を問う 野心がないと聞くと失望して風が吹く 背を向けて既に葬っていることを告げると共に修羅は砕け散る と、元ネタの行為を完全再現しているが、相手がどういう体勢であっても屈みこむ上に風の発生源が尻にしか見えないためちょっとシュールである。 また見た目から「屁」と呼ばれることも。 疾火煌陣 足元の影を伸ばして相手を捕縛し、4連撃を叩き込むガード不能技。影の先端にしか判定がなく密着時はスカる。 『2002UM』では攻撃範囲が広くなったが相変わらず根元には攻撃判定がない。 暗琉天破 『2002UM』で追加されたMAX2。相手を異空間に放り込んだ後ボコボコにする投げ技。 暗転中に攻撃、技後は背を向けている点から瞬獄殺と比喩されることも。 弱Pから繋がるほど発生が早い上、投げ間合いはキャラ丸々二人分程度。 なお、前述の通りこの技は北斗琉拳が元ネタで、 その場に無重力空間を生み出してボコボコにする無想転生さえ無効化する技(拳法や経絡とかで説明できるレベルではないが)。 どこまでも○クリが徹底している……。 参考動画 MUGENにおけるクローンゼロ ニコニコ動画で見かけるのは主に以下のもの。 ニコMUGENでは白羅滅精を放つ際に「んんんんんん」弾幕が流れることが多い。 原作仕様 + GONZO-氏製作 2000+アレンジ仕様 GONZO-氏製作 2000+アレンジ仕様 現在氏のサイトからは公開場所へ繋がらなくなっているため、はいうぇい氏が代理公開している。 「パーフェクトなゼロ」というコンセプトから、クローンの技とオリジナルのストライカーを兼ね備えている。 氏恒例の裏モードも存在しており、こちらは原型を留めぬアレンジぶりで、 血を飛ばしたり瓦礫を落としたり正拳突きをかましたり、挙げ句の果てにはゼロキャノンで自爆したりとやりたい放題。 ヅァギ氏、適当な人氏によってAIが製作されている。 + ICCHA氏製作 2000+アレンジ仕様 ICCHA氏製作 2000+アレンジ仕様 アレンジ仕様で、獄鎖斬陣と白羅滅精が通常の1ゲージ版だけでなく、さらに強力な3ゲージ版も所持している。 3ゲージ版の白羅滅精は威力こそ変わらないが、全画面ガード不能技となっている。 そしてなぜかオメガ・ルガールとオリジナルゼロをストライカーとして呼び出す。 強力な性能とAIを持ち、とある大会ではボスハルクをも倒す活躍を見せた。 なお、zero-colはこのゼロを改変したものである。 + TightRiam氏製作 2000仕様 TightRiam氏製作 2000仕様 KOF BOSS FIGHTで知られるTightRiam氏の製作。 現在氏のOneDriveに接続できない状態なので正規入手不可。foxy氏が代理公開している。 おおむね原作に近い性能で、斬風燕破の凶悪なゲージ回収はもちろん、カウンターモードやアーマーモードも使用可能。 本来、カウンターモードは発動中にMAX超必殺技が使えないというデメリットがあるが、 ゼロは元々MAX超必殺技を持っていないため、デメリットが一つ消えたことになる。 AIも搭載されている。 搭載されているAIはゼロの性能を存分に生かした強力なAIとなっている。 白羅の長い無敵と疾火煌陣を多彩に操る凶キャラである。 その強さは狂審査員のマスターギース相手にラウンドを取るほどである。 + 大会ネタバレ 大!凶者ランセレバトルではPart.38終盤において右代宮縁寿と対戦した際、 3R目早々相手のメタ返しにメタ再反論した際、彼の元ネタとなったキャラ羅将ハンが登場する珍事が起きた。 あまりの突発的な出来事に視聴者からは「誰だお前」「どういうことなの…」「お前HIGEだろ」などと評された。 ライフバーとの位置関係を見れば誰が仕込んだかは分かってしまうが 問題のシーンは15 33~ その後、Part.44でとあるストーリー動画における因縁の相手に負けてしまい、 Part.45にて負ければ敗退の状態でまさかの元ネタの因縁の相手であるケンシロウと激突。 死闘の末最後は北斗百裂拳でテーレッテーされ、ここで敗退することになった。 奇しくも同時期に別の凶大会に出ていた後述の改変キャラ「HIGE」が敗退したばかりであり、それに引き摺られるかのような敗退であった。 + Men'sClub氏製作 2002UM仕様+アレンジ仕様 Men'sClub氏製作 2002UM仕様+アレンジ仕様 現在は氏のHP閉鎖により入手不可だが、ムゲぎこ氏によって代理公開されている。 『2002UM』仕様+デチューンとのこと。 ボスモードにできるなど色々とやりたい放題な内容の「チートスイッチ」を搭載。 改変自由な他、デフォルトでAIが搭載されていて、このAIレベルを最大にすると、ギルのリザレクションやイノのメガロマニアなどにも対応した動きが可能。 アレンジ・改変 + 製作者不明 ZERO_COL 製作者不明 ZERO_COL 海外で作られたゼロの強化改変。 古くから凶悪キャラとして有名であり、海外の改変キャラとしてはよく登場している。 クローンゼロを赤くして両肩に炎が揺らめいている姿をしている。 大量の手数で押してくる凶悪なキャラであり、マントの裾を当てると回復したり、 コンボを食らい抜けしてきたりと、色々と狂った性能を持つ。 しげふらいど氏による強化パッチが存在する。 2013年01月13日に公開停止、同年02月09日に再公開、2016年2月に氏の引退をもって再度公開停止を経て、 同年8月29日に引退を撤回し、改変版ルガール公開と共に再々公開中。 + しげふらいど氏製作 HIGE しげふらいど氏製作 HIGE 「筋肉モリモリ☆マッチョマンの変態だ…」 ZERO_COL同様、ICCHA氏クローンゼロを改変したもの (実際にはICCHA氏と連絡が取れてない状況のため、同内容をGONZO-氏のものに移植する形をとっている)。 名前からしてそうだが、某ストーリー動画の影響を多分に受けている。 まさしく「クローンゼロ版Rare Akuma」とも言えるカオスぶり。 某ストーリー動画を思わせる挙動やSEに加え、別のキャラからパクった拝借した技も使いこなす。 既存の技も強化され、1Pでも十分狂キャラ。 特殊カラーも搭載されており、変化は以下の通り。 + 特殊カラー一覧 カラー 愛称 ランク 特徴 1P ひげ紳士 狂上位 残りライフによってパワーの増加のスピードや硬さ、攻撃力が変わる体力が1割を切ると常時パワーMAXになる 3P もや紳士 凶上位 攻撃力、防御力共に低め(それぞれ40%、60%)に設定されているパワーゲージが3本までしか溜められないという制約を加えられている各種必殺技の無敵時間も他のカラーと比べて短い、リミッター状態なのかHIGEでは最弱カラーとなっているコンセプトとしては凶大会に出れるHIGEとのことであり、マスターギースやエルクゥにも負ける程弱体化されているただし攻撃力、防御力補正は設定で無くすことも可能でありその場合狂下位ランクの強さになる 6P 宿命(さだめ)を受けた紳士 中位神 なんと4人のヒゲが画面を所狭しと暴れる補完されない、自爆しない、よく見えない特徴を持つ(恐らく一番強いカラー) 9P 呪いのひげ 狂下位 オワタ式であり一発でも当たれば即死となる何気に投げ無効特性を持っている攻撃性能は1P以下と変わらないがオワタ式である性質上3Pに次ぐ弱カラーとなっている 10P ハイパーひげ紳士 準神 ハイパーアーマーが搭載されている。それ以外は1Pとほぼ大差ない 11P Hige-Col 狂最上位 ZERO_COLのように攻撃を当てるとワープが発動する。それ以外は1Pとほぼ大差ない 12P ヒゲレンジャイ 下位神 どっかで見たようなオーラと非常に長い無敵、スリップダメージ効果を持つ 標準カラーである2P(普通のひげ)ですら狂中位ランクの実力を持っている。 一応弱体化パッチも存在するが、3Pカラーが実装されて以降動画での登場はほぼ皆無となっている。 パワー5001を超えると即死技が使用可能になり始め、MAXの状態であれば神クラスの使う即死が使われるので注意。 また「7以上のゲージ技は明らかに狂の範囲を超えた性能の技を使い始めます」とある。 なお、パワー数は上限設定がある3Pを除き調整可能なので、大会出場させる際は状況に応じて減らすなどして対処するといい。 詳しい内容は こちらを参考 にするといい。 + 特殊イントロ HIGEには非常に多いイントロ・復帰イントロが存在し、試合開始イントロだけでも20種類以上存在する。 その中でも自爆・強化などで試合に直接関わるイントロを赤字は自爆(マイナス補正系)イントロ、青字は強化(ゲージ回復系)イントロで明記する。 試合開始イントロ綺麗なオロチ死亡イントロパワー+3500追加された状態で開始する 来たっ!髭来たっ!相手にスリップダメージ、パワー自動回復量が微増、ライフ常に微回復 新劇場版EVA・破パロディパワー+3000追加された状態で開始する 何気にpiyo氏の狂紳士ルガールに対応している。 ヅラ飛翔ちづるの場合ライフが2割減った状態、ガイルの場合ライフが3割減った状態でスタートする。ただし正解の場合のみパワー+1000の状態でスタートする アニメメドレーけいおん!の場合ライフが3割減った状態、ひぐらしの場合ライフ5割減った状態でスタートする パパパッパッパッパパゥワー! ライフが4割減った状態でスタートする。3分の1の確率で開幕自爆する。元ネタは海外のボディソープのCM。 旧劇場版EVAパロディ開幕自爆。 復活イントロエルシャダイパロ常時ゲジマユ状態になる。さらにラウンド後も継続される。しかし一定確率で開幕自爆となる。ちなみに見分け方はHIGEのポーズにあり江頭倒立なら自爆となる。ましてや大会で敗退リーチ状態で引かれた日には……。 電脳ハック攻殻機動隊パロ、笑い髭演出の後パワー上限まで回復して試合開始 もう何も怖くない来たっ!髭来たっ!と同じ効果で能力が強化される。ただし一定確率でライフ1固定、パワー0スタート、ライフ・パワー自動回復無しで試合開始となる なお、自爆イントロを引くと仲良死してくれるノリのいい尖兵がいる。 + パクリ……もとい追加技の数々 クリザリッド投げ そのまんま。クリザリッドがいる時はオリジナルゼロを、 オリジナルゼロがいる時はイグニスを投げる。 ヒゲシングラッシュ 疾風のごとく突進する。 すっごい速い、強い、ゲージ回収が高いと高性能。 ネスツハリケーン 1ゲージ消費。 ネスツの人たちが頑張る。威力は超必殺技の中で最も低い。 ひげ・・・ 1ゲージ消費。 どう見ても鉄雄の「月・・・」。 特にひどい性能ではないが、威力は十分。 携帯型ゼロキャノン 1ゲージ消費。 ねすつきょういのかがくりょく! ひげッシュメント 1ゲージ消費。 スタンドを当てると、相手を囲むようにナイフを設置して攻撃。 コンボ補正が適応されない。実は空中でも使える。 天翔乱髭 1ゲージ消費。 本家は騎乗位だがこっちは正常位。 ヒゲディア 1ゲージ消費。 髭戦隊専用の援護ロボがパンチで援護! 1/4の確率でダブルパンチ! 力が…勝手に…! 1ゲージ消費。 らっせら!らっせら!らっせらっせらせら! ヨガファイヤー 2ゲージ消費。 名前はアレだが、モンゴリアンの如く尻から炎を出す。 100ヒット以上する上、コンボ補正がかなりかかる。 ロードローラーか? 2ゲージ消費。 ヒゲのカットインが入り、某帝国のテーマと共に押しつぶす。 ライトニングクラッシャー 2ゲージ消費。 アーマー殺しのためヒット後の無敵がないアーマーキャラは即死クラス。 ヒットすると相手のパワーゲージを0にする。 Hi-Ge- 2ゲージ消費。 いわゆるカーネフェルの神髄、使えば分かる安定した高性能。 元気ない玉 2ゲージ消費。 \デデーン/な技。みんなが力を分けてくれないので仕方なく自分の気力を削るぞ! 使いすぎると死ぬ、HIGEだもの。 これはまるで… 2ゲージ消費。 トラウマBGMと共に…。 妙技★髭戦隊 2ゲージ消費。 うろ覚え暗琉天破。侍戦隊シンケンジャーのOPと共に攻撃する。 光線 2ゲージ消費。 使徒のごとく光線を放つ。放った後はしばらく地面がくすぶっている。 タイタンナックル 2ゲージ消費。 異次元から巨大なHIGEの拳が降ってくる。 白羅滅精・森羅万象 3ゲージ消費。 元からある技だが、オリジナルゼロが両手で白羅滅精するものに変わっている。 ファイナルひげクラッシャー 3ゲージ消費。 飛び蹴り。実は投げ判定で、アーマー持ちには当たらない。 ネスツだらけの組体操 3ゲージ消費。 これもサイコシュレッダーの技。 元とは違い即死技ではないが、当たると相手のパワーゲージを0にする。 外すとイグニスがやかましくなり、数秒後に爆発する。 わたくしひげと申します 3ゲージ消費。 礼儀正しく礼をするとともにパンチを繰り出す。味方にも当たる。 これで相手を倒すとそのまま画面外へ吹っ飛ばす。 ヒゲコプター 3ゲージ消費。 沢山のヒゲとちょっとのネスツの皆さんによる大行進。実は味方殺し技。 とある音巣対の超大蛇砲 3ゲージ消費。 自身の体からオロチボールを召喚し、レーザーで攻撃する。 しかし整備不良のせいか一定確率(1/6の確率)で自爆し、HIGE自身の体力に関係なく即死してしまう。 ひげ 4ゲージ消費。 どう見ても禊…だったのだがあるお方から髭の背景を授かったそうな。投げ判定。 ヒゲハメ波 4ゲージ消費。 龍かルガールがかめはめ波を放つ。かなり前方に出す。味方も巻き込む。 ひげ流星群 5ゲージ消費。 禊流星群以外の何物でもない。当たれば即死級の大ダメージ。 ひげと愉快な仲間たち 5ゲージ消費。 コマンド投げ即死のロマン技。オーモーイーガーと共にバックはヒゲのどアップ。 ヒーゲン・ゲバウト 5ゲージ消費。 こいつの必殺技…をモチーフにした技。 実は全地上判定なので空中にいれば避けられる。ちなみに即死。 EMP 5ゲージ消費。 電磁パルスを広域に発生させて画面をこれでもかというほど荒らす。 他にもHIGE自身に有利な様々な効果をもたらす。 ひげ獄殺 6ゲージ消費。 これもRare Akumaから。フルボッコ中のBGMは4種類。 フィニッシュ時のBGMは13種類(更新によって3種類増え合計16種類に)もある。 ひげUFO 6ゲージ消費。 髭戦隊の空対地ロボが現れ、3種類の援護攻撃を行ってくれる。 ブラックホール 7ゲージ消費。 神禍忌のそれ。本家と違いOTHではなく、 倒しても敵が消えない…と思いきや更新で消えるようになった模様。 人類補完計画 8ゲージ消費。 相手が耐えようが耐えまいがひげは補完される。よくてドロー、悪くて負け。 当然シングル戦では無意味な代物だが、某動画ではタッグ戦で多大な戦果を挙げた実績を持つ。 ひげのせいで人類滅亡 9ゲージ消費。 ま た ヒ ゲ か。OTHK。 白羅滅精・最終章~音巣対滅精~ 10ゲージ消費。 ネスツのメンバー全員で仲良く白羅滅精する技。 非常に強力だが、あまりに強力すぎてHIGE以外の全員が白羅に吸い込まれる。 超必殺技集。中には大会では滅多に見れない技も + HIGEではよくあること 試合前に自爆イントロを引き開幕と同時に自滅。 次のラウンドの復活イントロで復活失敗イントロを引きまた自滅、あるいはハズレイントロを引きオワタ式になる。 ストレート負けが懸かっていようが大会敗退が懸っていようが自爆イントロを引き自滅しそのまま負ける。 一定確率で自爆する技を使い、自滅。あるいは残り体力が少ない状態で体力消費技を使用し、そのまま死亡。 ゲージを自動回復するヘルパーを設置するが基本的にそのヘルパーが非常にうるさい。 3Pカラー以外の時に1ラウンド取られた後ゲージ大量増加イントロを引き、開幕と同時にゲージ10の即死技をぶっ放つ(稀に自爆技を使うことも)。 自分の部下や上司は投げ捨てるもの。 対戦相手が男だろうが女だろうが人間じゃなかろうかお構いなしに食っていくスタイル。 復帰演出と相手がマッチし、違和感が仕事しなくなる。 やりたい放題試合をして勝利した後に無理やりいい話にしようとする。 ゲージ上限を制限された大会でタッグ戦の時、仲間のゲージ上限を超えていた場合リミッター代わりのゲージ上限解除。当然10ゲージ即死ぶっぱ。 開幕イントロで自爆。その後の復帰イントロでも自爆。戦わずして敗北(下手すればそのまま大会敗退)。 負けても身体が五体無事なら相手が流した処刑用BGMを上書きしていく。コノメニウーで本当に止める それ故に自爆せずに「真面目に戦えば強い」が逆に「自爆しなきゃ勝てていたのに」と言われることも多い。 その一方「自爆しなきゃHIGEではない」という意見もあるのも事実であり、自爆でバランス調整してると言われることもある。 + 大会ネタバレ 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメントでは弱体化パッチを充てられた状態で参戦。 開幕から早速そのカオスを遺憾なく発揮し、自爆して1敗した際にその時の対戦相手が呆れて無言で帰っていったり、 師範と当たって大暴れしたり、最終Rでワンチャンを取られ10割コンボを決められ2敗目を喫し、 昇天していく負けイントロに至るまでのカオスっぷりを披露した際に、その時の対戦相手にくだらんと言われたりとやりたい放題。 part17の終盤で負ければ失格という崖っぷちに立たされた状態で、上司と本部の中で対決することになってしまう。 その内容から、視聴者に「もうやだこの組織」「大惨事対戦」「ネスツ総出の悪ふざけ」「世界最大のお笑い機構」などと評された。 師範との壮絶なネタ合戦 上司とのある意味伝説的な対戦 自重率0%世紀末チームトーナメントII【全部チート級】では、製作者公認の嫁と共に「チートネスツ編」を結成して出場。 だが相方が自爆するなど全く役立たずな一方彼自身はその力を存分に発揮し、結果「HIGEのワンマンチーム」とまで呼ばれる事態になってしまった。 だが奮戦空しく結局は「敗者殲滅戦」とも言われる敗者復活戦送りになってしまった。 敗者復活戦初戦では「チート浮遊」相手に事実上1人で死闘を制したが、 続くボス戦では相方の役立たずっぷりが裏目に出てしまい、ボスに殲滅されてしまった。 レアアクマ被害者の会 第二回大会では、更新早々新たに追加されたはずれイントロを引き自滅、ジョーカー戦ではオロチグスタフ(4P)を撃破、 タッグ戦では相方の影響で即死技連発などのカオスかつ大胆な試合で盛り上げた。 さらにはジョーカーからレギュラー化した雷神政宗(1Pデフォ)にもストレート勝ちし、 「もうこいつジョーカーでいいんじゃね?」と言われるなど、他のレギュラーに比べ異様な存在感を放っていた。 やりたい放題のまま連勝を続け、決勝戦ではこぁグルガンの対決にてギリギリで1Rを取られるものの、2R目は即死技を使い、3R目に突入。 互角レベルになるまで攻め込むものの、最後の最後で「元気ない玉」を使い自爆という笑撃的な展開で幕を閉じた。 決勝戦にしてあまりにあっけなさすぎる末路だったが、今までの試合もあってか逆に視聴者達から賞賛を得ることとなった。 まさに「勝負に勝って試合に負けた」とはこのことだろうか。 また、何度か自爆しながらも最終的には15勝という前回を含めても最多記録を達成。 優勝者よりも目立ったことから、ある意味この大会の主役だったのかもしれない。 続くレアアクマ被害者の会 第三回大会では、カラー変更+ゲージ上限付きのハンデを背負って追加枠で参加。 予選でいきなり連敗してしまったため、本選では勝ち抜けまで崖っぷちの状態で挑まざるを得なかった。 だが、そんなハンデをものともせずに前大会準優勝者の意地を見せて連勝を重ね、気が付けば一時勝ち抜けとなる5勝まであと1勝、 という所まで漕ぎ着けていた。 Part.30にて一時勝ち抜けを賭け、飛行機内で黒き翼持つ少女Garnet Crowと対峙することになる。 翼のないHIGEは心の中で思ったのか、「翼をください」が流れるイントロを偶然にも引いて挑む。 だが、あと一歩という所まで追い詰めるも相手にワンチャンを奪われ逆転負け、天に召されてしまった。 もし勝っていれば勝ち抜けになり、事実上1敗が無効になる試合だっただけに、残念な結果に終わった。 狂中位~上位チーム対抗戦ではカオス尖兵ことジェネラルLと共に、「目立てば勝ち」として出場。 チーム名通り目立てば勝ちの通りやりたい放題を尽くすが、それが仇になって予選ではいい結果を残せなかった。 だが後半では徐々に勝率が上がり、相方の強さもあってしぶとく生き残る。 そして終いにはイニシャルAを破って散々目立ちまくった挙句優勝してしまった。 ちなみにこの大会はHIGEにとって数少ない優勝した大会であった。 上記の大会の投稿者が後に開催した上限ルガール2nd12P シングルNo.1決定戦では、 空気王になってしまった上に、途中でまさかのボルゼロとのクローンVSオリジナル改変の戦いになってしまった。 その戦いぶりはまさに「理解できない、この組織」とあるようにネスツの方向性を誤った方へ向けてしまったのである。 この戦いが原因によりDKOで2-2になった場合、1R先取の延長戦を行うルールが出来た。 ワンチャンアレバカテルー大会にも参加したが、どちらかといえば自爆技やはずれイントロの印象故に自分がワンチャンで死ぬイメージが強かった。 初戦の鷲塚戦では、1R取られた後の2R目ではずれ復活イントロこそ引かなかったものの、 開始早々「オロチボールレーザー」を使用し、不運にもはずれを引いてしまい自滅してしまう。 しかし、一度本気を出したら10割もお手のもの。 2戦目では相手のワンチャンを許し1R取られるも、2R目で大当たり復活イントロを引き当て、即死を使い勝利。 3R目でも真面目にワンチャンをものにし、対戦相手のA-美凪を敗退に追い込んだ。 だが運を使い果たしたのか、続くケンシロウ戦にて奮戦空しくテーレッテーされ、あえなく昇天してしまいここで敗退となってしまった。 凶上位前後ランセレシングルバトルでは珍しく自爆とかはしなかったものの、相手運に恵まれず1勝3敗という残念な結果になってしまっている。 しかもこの1勝がよりにもよって捨て駒部下からのものであったが、 その戦いですら長すぎる演出のせいで1R落としてしまうなど、終始やりたい放題であった。 筐体クラッシャーズ集合!台パンシングルランセレバトルでは、 開幕以来310試合が無かった東方不敗マスター・アジアの初戦の対戦相手に選ばれ、彼と迷勝負を繰り広げた。 また大会途中で嫁と敗退を賭けての殺し合い(しかも大会通算400試合目)をしたり、例によってはずれイントロで敗退したりと、 終始やりたい放題であった。 東方不敗との名(迷)勝負 まさかの夫婦喧嘩 そして、続く筐体クラッシャーズ集合!台パンシングルランセレバトル2でのスーパーゴジータ戦では、 何と2ラウンド連続で自爆イントロを引いてしまい、しんのゆうしゃもビックリな不戦敗を喫した。 しかもこの試合のパートは不運にも上述の前大会の東方不敗との初戦と同じである。彼をネタキャラにした呪いか何かだろうか? 俺に出させてくれよ、本気を(切実) 余談だが、他の投稿主の大会でも2ラウンド連続で自爆イントロを引く惨事をやっていたりする。 特に後者はよりにもよって負ければ敗退という状況で。 聖帝もびっくりの連続自爆 この惨状を見れば拳王も哀しみを背負いますわ 初戦から連続自爆する芸人の鑑対戦者曰く「いいんじゃないか?あんた」 また150戦目となる復讐貴戦では、彼の反転演出に一瞬だけ紛れ込むように涎を垂らしながらアヘ顔を晒した。 以降、彼の反転演出が流れる度に「HIGEが出てこない」やら「HIGEの罪は重い」などのコメントが流れるようになってしまった。 ちなみにこの珍現象は、以前にも影夜の反転演出に対して起こっているが、 試合中にエラーが発生してしまったせいか、復讐貴ほど話題になっていない。 異物混入は14:15 こちらは1:25 特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍では、通常枠として3Pカラーで参戦。 この大会のルール上、ボス枠として迂闊に自爆すると女性軍にポイントが得てしまうための考慮なのであろう。 この大会では棗鈴&椎名繭や博麗霊夢&霧雨魔理沙に対し、天翔乱姫に似た何かの技で乱交したり、 因幡てゐ戦では彼女のストライカー役の蓬莱山輝夜のこれまた天翔乱姫に似た何かの技を受けては昇天したりと、 ここでも良い意味でも悪い意味でもやりたい放題であった。 ×合コン ○乱交 まさかの再戦 凶&狂オールスターバトル 超乱闘世紀末ランセレ杯ではカオス枠で出場。 最初の試合は敗退したがその後は強化され、珍しくあまり自爆せずに真面目に戦い、 時に師範と戦い、時に野球娘と戦い、時に鬼畜筆頭と組み戦い、時に同じ紳士と戦い、時に同作者のゼロと戦い、ついに最終partまで進む。 最終part1戦目でエナンザムした島村卯月を破り、2戦目でかつて戦った優勝候補だった狂紳士ルガール戦いそして勝利する。 そして三戦目でまたランセレで選ばれもう一人の優勝候補・荒ぶる大地の社と戦う。1R目は社に先制される。そして2R目… + ネタバレにつき閲覧注意 や は り い つ も の H I G E だ っ た そう、決勝直前でまた自爆イントロを引き敗退。視聴者からは「いつものHIGEだなw」「これはこれでおいしいw」と言われ、 うp主からでさえ「好き放題やって帰宅」「また新たな伝説を作った」「これこそHIGEw」と言われる始末。 それでも大会総合3位だったり 次大会の主催者に選ばれたりと、この大会を盛り上げた一人ではある。 HIGEの伝説に新たな1ページ なお、大会においては上記にもあるように敗退リーチかつ1R奪われた後に、自爆イントロを引いて大会脱落になってしまうことも少なくない。 具体的に以下の大会では自爆敗退といういかにも彼(?)らしい結末を迎えている。 + ネタバレにつき閲覧注意・敗者復活は除く 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント 筐体クラッシャーズ集合!台パンシングルランセレバトル 金グロ前後 狂下位上限シングルトーナメント トップを狙え! チーム&シングルトーナメント 第2回 カオス山盛りタッグBATTLE 凶前後ランセレ大会! 第2回 4人タッグVSボス 大会 狂クラス 激闘以上殺戮未満 シングル大会 【狂中位・下位】 バランス崩壊!弱者に虐殺・強者に罰を!大会 幕末前後!ランセレトーナメント 凶&狂オールスターバトル 超乱闘世紀末ランセレ杯 その後、2013年1月7日に一旦更新終了、同年1月13日に公開停止、 同年2月9日に更新され(氏によると以前に比べて多少弱体化したとのこと)、 2016年2月に氏の引退をもって再度公開停止を経て、 同年8月29日に氏が引退を撤回し、改変版ルガール公開と共に再々公開中。 余談だが、新MUGENで使用すると内部処理の都合でエラーを吐くのだが、 それを修正して新でも使えるようになるSFFパッチも存在するようだ。 そして2013年11月17日、遂に ニコニコ大百科に専用の記事 まで出来てしまった。 「何が始まるんです?」 「大惨事大戦だ」 + しげふらいど氏製作 Z.E.R.O of N.E.S.T.S しげふらいど氏製作 Z.E.R.O of N.E.S.T.S 同氏による「ゼロ補完計画」により作られたキャラで、上記のHIGEとは違いネタ成分はほぼ皆無。 オリジナルゼロとその部下達・イグニス・2002ルガールをストライカーとして呼び出せる他、彼らの持つ技を使用することもできる。 また、非常に技が繋がりやすいためコンボ補正は強め(ただし一部のゲージ技は補正を無視する)。 さらに、体力2割以下で一撃必殺技も使用可能。 強さ的には凶中~上位(作者曰く、大体ルガール2ndの1Pといい勝負をするくらい)らしい。 2013年1月7日に更新終了、同年1月13日に公開停止。 さらに同年1月31日、いずれ復帰する予定であることがブログにて発表された。 その後、同年2月9日、上記のHIGEと同様再公開、 2016年2月に氏の引退をもってHIGEと同様に再度公開停止を経て、 同年8月29日に氏が引退を撤回し、改変版ルガール公開と共に上記のHIGEと同様再々公開中。 + (笑)氏製作 Zero_Belmont (笑)氏製作 Zero_Belmont 悪魔城ドラキュラシリーズのユリウス・ベルモンド風のアレンジ。バババババババババババババババババカメッ 上のカラーほど凶悪な強さになり、神キャラになる。が、それにつれてドゥエリスト要素が無くなってしまう。 + (笑)氏製作 クローンゼロ-SS (笑)氏製作 クローンゼロ-SS こちらは純粋狂化したものであるため、上のZero_Belmontのようにネタ要素はない。 7P以降は常時AI、2Por8Pは若干弱体化、6Por12Pはゲジマユ化。 + Y K氏製作 02 Y K氏製作 02 現在は公開停止中。 何故かCVが若本氏。原作の必殺技はほぼ削除され、 キャラ自体も改変されており(クローンのちょびひげがなく笑わない)ほぼオリジナルキャラになっている。 必殺技はアスラの持つ武器(?)で攻撃するもので占められている。何気に瞬獄殺持ち。 + BK氏製作 Not a Number BK氏製作 Not a Number 一時期は公開停止となっていたが現在は再公開されている。 しげふらいど氏の「ゼロ補完計画」参加キャラ。性能は強~凶ぐらい。 ボスを想定したキャラらしく、7P以上でボスモードになる。 ボス性能は攻撃力上昇・防御力上昇・両方ON・両方OFFの4つから選択可能。 AIは搭載されているが、簡易AIのためAI作者募集中らしい。 + しもつき氏製作 羅将ゼロ しもつき氏製作 羅将ゼロ 現在は氏の他のキャラ共々公開停止。 名前通りモデルとなった羅将ハンをイメージしたアレンジ。 AC北斗の拳のシステムに差し替えられ、原作で羅将ハンが使っていた(ような)技もいくつか搭載。 更には北斗七星ゲージもあり、死兆星を点灯させれば一撃必殺技も使用が可能。 華麗な壁コンを決める姿は今までのゼロに見慣れている人にとっては驚きだろう。 強さはカラーによって凶~神クラスになる。 高カラーになると完全無敵かつ隙なしのワープを繰り出し、元ネタの如き疾風の拳を見せてくれる。 氏のキャラに共通する点だが、高カラーは即死耐性を持っている。 12Pカラーはかなり高い耐性が備わっているが、一応即死可能である。 + RYO2005氏製作 ROTD仕様 RYO2005氏製作 ROTD仕様 2015年10月公開。 氏恒例の『レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ』風アレンジ仕様。 コンビネーションは、同氏のクリザリッドやゲーニッツ同様、ボスキャラ扱いということで地上ルートのみ。 AIは未搭載。shao氏によるAI、ガード、反応速度、回避行動レベルが調整可能な外部AIも公開されていたが、現在は入手不可。 + ピヨ=ブラックバーン氏製作 狂化クローンゼロ ピヨ=ブラックバーン氏製作 狂化クローンゼロ PP氏のオリジナルゼロBOSSのクローン版をコンセプトに製作された狂化改変キャラ。 カラーごとに強さが変わり、最弱で凶だが最強だと狂上位の強さになる。 オリジナル要素こそ少ないものの幅広いランクでの活躍が見込め、作者曰く4~6Pか7~9Pが使いやすいとのこと。 AIもデフォルトで搭載済み。 + shobon氏製作 アレンジ仕様 shobon氏製作 アレンジ仕様 真面目改変をコンセプトに改変されたアレンジキャラ。 ランクは凶~狂中位を想定しているが、狂上位に足を踏み入れる実力を持っている。 11・12Pは特殊カラーであり回復、ゲジマシ、ダメキャン、ステ抜け持ちだが、 多段オーバーフローや即死当身などで普通に死ぬ性能となっている。 強化スイッチもあり、それを入れるとさらにランクが上がる。 特徴的なのがゼロキャノンであり、これを使うとゲージMAXになる上に常時ゲジマシ、 体力自動回復効果が付与されるが、使ったラウンドで本人が死ぬサムスピで言う自殺みたいな技である。 7 12頃にゼロキャノンを使用 MUGEN凶悪キャラスレアップローダーでDL可能。 他にも海外含め改変キャラは存在。しかし、オリジナルゼロの方が数が多い。 + 大会での活躍(ネタバレ注意) 大会では、タッグ戦ではオリジナルゼロと組むことが多い。 「トキ&アミバがトーナメントに参戦」でもこの二人で出場したが、一回戦で普通チームにストレート負けしてしまい、視聴者達を爆笑の渦に巻き込んだ。 この大会の印象が強かったためか、「とある大会」ではかませ犬扱いされていたが、 こともあろうに人気のボスキャラや強靭な性能を誇るボスキャラが集う中で、 このタッグが優勝してしまい、「お前らどうして一回戦落ちしたんだよw」と、またも視聴者達を破顔させた。 + ストーリー動画などニコニコMUGENでの扱い ストーリー動画での登場も多いが、 原作同様オリジナルゼロとは「クローンとオリジナル」という設定であったり全くの別人であったりと、二人の設定は動画によって異なる。 また、原作の設定故かクローンは小物だったり変態だったりすることも多い。 クローンについてはこの動画での暴走変態キャラ”ひげ”が視聴者にヒットし、 上記で紹介したカオスキャラ「HIGE」が生み出されるなど不思議な人気を得ている。 その視聴者を虜にした変態度はMUGENの二次創作ネタで人気の変態キャラと並び、「変態出没注意」の看板にも登場している。 だが、自分がメインではない動画や、「ひげ」ネタ以前だったり、それが許される空気ではない動画になると、 たちまち小物ややられ役を任されるパターンが目立つ。 たまにクローンがギャグ抜きの大物として描かれ、「クリーンゼロ」というタグが貼られることもある (某ストーリー動画や某ストーリー動画など)。 そしてまさかの主役動画までできてしまった。しかも美人で人気な奥さん(役)まで引き連れていた…なんなんだアンタ。 + 余談:我が拳は疾風ボイスパッチ GONZO-氏、TightRiam氏、Men'sClub氏のゼロには、カッ昏倒氏によって声が羅将ハンになるボイスパッチも公開されている。 技名はそのまんまなので、当然のようにボイスは該当技のものが使われている。 ジャギとは一味違う渋い戸谷公次氏のボイスを堪能したい人にはお勧め。 素材がTVアニメしかないため、一部BGMや効果音が混ざっているのはご愛嬌。 また、一部のボイスはSS版『北斗』に登場したホシム(こちらもCV戸谷氏)のものが使われている、 これらの音声素材はTightRiam氏用ボイスパッチに纏めて同梱されており、改変自由。 そのためこの素材を用いたしもつき氏の羅将ゼロ用のボイスパッチもコン氏により公開されている。 まさかのラオウ伝説(16 24〜) 出場大会 + 一覧 シングル 俺フォルダ最強のボスは私だ!大会。 ボスバトルトーナメント 俺より強い俺に会いに行く!大会 ( ^ω^)-ニコ動史上最低トーナメントVI- 夢幻界統一トーナメント【実況】 真の最強ラスボスは誰だ!トーナメント 特殊カラートーナメント(金とか黒とか) 髭トーナメント HP引継ぎトーナメント オールスターゲージ増々トーナメント 髭トーナメント2【漢祭り】 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 大惨事!HIGE11P前後ランセル大会 集え!凶者ランセレバトル レアアクマ被害者の会 第三回大会 大!凶者ランセレバトル 第2回カルマさん10p未満 神中位前後シングル大会 竜子1st前後大会 凶上位付近シングルバトル 狂下位の彼方 シングルランセレ大会 リュウ前後凶中位級シングルランセレバトル ジョーカー式9P前後狂最上位シングルランセレ大会 狂下位級!叩け筐体ランセレトーナメント 神代彩9P前後狂上位シングルランセレバトル 日本VS世界 国際対抗小規模ランセレサバイバル 真・KOF タッグ (多分)初心者が作ってみたトーナメント2 特殊イントロで始まるタッグトーナメント トキ&アミバがトーナメントに参戦 アンノーン主催FINALバトルロワイアル ヨハン頑張る タッグトーナメント 作品別(?)タッグリーグトーナメント MUGEN FANTASY タッグトーナメント 真の最強ラスボスタッグはどれだ!トーナメント 良タッグ発掘男女タッグバトル大会4th タタリフェスティバルッ!! 【クレイジークラスの】ランセレタッグバトロワ大会 統劇!MUGEN オールスタータッグトーナメント2010 第3回遊撃祭 ゲージ増々タッグトーナメント 神人豪鬼&ゴッドルガールがタッグトーナメントに参戦 mugenオールスター?タッグファイト 世紀末の魔法少女タッグトーナメント【まどか杯】 第4回遊撃祭 真お神杯凶下位~上位タッグバトル 大お神杯凶上位付近タッグバトル 友情の属性タッグサバイバル ヨハン&ゲーニッツ中心凶タッグバトル チーム 作品別対抗ボスダブルトーナメント 年齢別トーナメント 凶悪キャラダブルストーナメント 第2回 無調整トーナメント 【並~凶】 第2回ランダムチームトーナメント サクッと終わらない作品別トーナメント 大貧民ルールでランセレバトル 作品別凶キャラチームトーナメント~エイプリルフール杯~ 生き残れ!4on4サバイバルトーナメント 生き残れ!4on4サバイバルトナメ 2nd ありえん!チームトーナメント ほぼ作品別トーナメント【総勢128チーム】 作品別トーナメント2011 四大勢力大陸争覇戦 五大勢力世界争覇戦 六大連合総力対抗チームバトル 新春うろ覚えアニメフェスタ しんのカオスチームトーナメント 自爆しても狂・神大会 作品別10人組お祭りトーナメント トリオ・ザ・クラッシャーズ その他 はい、X人組作って運動会 作品別主人公連合vsボス連合対抗勝ち抜き戦 主人公連合vsボス連合対抗多人数チームトーナメント アンノーン主催第2回混成バトルロワイアル KOF BOSS FIGHT KOF BOSS FIGHT 2 不破刃最強伝説:大会編 【新機軸】空気読めない奴は汚ねえ花火だぜリーグ【作品別】 主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦 新旧男女ペアオールスターUnlimitedトーナメント+1 KOF BOSS FIGHT 3 銀河帝国軍vs自由惑星同盟軍 力こそ正義(笑)グランプリ 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 パネルアタック MUGEN25 ランセレパーティバトル デビルサマナー決定戦 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 【オカマ魔女主催】罰ゲーム前提チーム&タッグトーナメント マシロ ミスト軍vs深淵蛟&CC蛟軍 AKOF BOSS ATTACK 2nd Season 第二次:ランセレバトルロワイアル【凶VS狂】 レアアクマ被害者の会 第二回大会 神以上論外未満? 矛vs盾チーム大会 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 AKOF BOSS ATTACK Final Season 打倒剣帝!無差別級大会 ほこ×たて杯 最強の男たちVS最強の女たち 超真剣!神剣勢only杯 特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍 ポイント大強奪サバイバル! 凶1 VS 強2 タッグへの挑戦 史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍 覇王の大陸 第2回たぶん強以上ごちゃまぜトーナメント 飛竜vs半蔵 仲間を集めて狂中位大会【汚い忍者杯】 春閣下12P前後 狂下位ランセレ!台パンの向こう側へ! 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 単騎無双VS数の暴力 FINAL WARS Aカイン前後 狂上位ランセレチームバトル 凶悪キャラオンリー!狂中位タッグサバイバル! みんなで勝とう!乱戦!乱闘!!ランセレバトル!!! 北斗四兄弟前後!!世紀末!!最狂チームトーナメント 六大勢力大陸争覇戦 希望VS絶望リスペクト~絶望の波濤を越えろ~ 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION Xevel vs Yeen vs Zagan 三つ巴チーム対抗戦 スプラトゥーン参考!製作者対抗ポイント争奪サバイバル狂中位大会 希望と絶望~第三勢力の襲来~ 七映 vs ステラ 仲間を集めて合戦バトル 懺・ゴールデンアックス杯 削除済み 凶強混合チームトーナメント チャンピオンズMリーグ ガンダムvsおっぱいトーナメント 良キャラ・珍キャラが送る趣味全開トーナメント おっさんとおじいちゃんだけトーナメント【中高年杯】 マイBOSSマイHERO決定戦 マイBOSSマイHERO真・決定戦 マイBOSSマイHEROゲジマユ決定戦 ヒャッハー!北斗だぁ!トーナメント マイBOSSマイHERO UP主選抜 幻想郷キャラコンセプトトーナメント 最強ボス決定戦 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 マイBOSSマイHERO DRAMTICバトル マイBOSSマイHERO真・ゲジマユ決定戦 マイBOSSマイHEROタッグマッチ決定戦 普通・世紀末入り乱れタッグトーナメント【成長付き】 マイBOSSマイHERO チーム戦王者決定戦 真・最強ボス決定戦 Boss vs 七英雄バトル 最強ボス決定戦 一本勝負 マイBOSSマイHERO 最強タッグ決定戦 真冬のランセレサバイバルトーナメント 狂以上神未満チームトーナメント 無謀 狂前後キャラを666体集めたい大会 狂中位~上位チーム対抗戦 ①①①第3回 トキ支配杯(タッグトーナメント) 更新停止中 ストーリー対抗祭・クロストーナメント【2008】 ヤムチャが強い凶悪タッグトーナメント ロイヤルランブル大会 強きを挫き弱きを守れ!狂凶タッグトーナメント【アセリア杯】 【戦力】国取り戦国MUGENバトル【補充】 ボスキャラ77人でバトルロワイアル MUGEN Persona Survival 【たぶんSMH未満】凶 狂キャラトーナメント フェスティバル 凍結 陣取り合戦TAG 統祭!MUGEN勢クロスバトルカーニバル!! 【クロバト!】 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント Final 製作者別3段階ランセレ大会 終・地獄門 ヒャッハー凶だぁー ランセレニューイヤーサバイバル 狂下位 ランセレコンビマッチ 非表示 GOHAN主催大規模オールスター男女タッグトーナメント 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 男女で良タッグ発掘トーナメント 絆ランセレタッグロワイアル 皆ありえん(笑) ランセレタッグバトル! 【ZERO_COL】 凶悪キャラグランプリ 狂+凶クラストーナメント 【スーパーメカ翡翠杯】 即死当身なしトーナメント 遊撃祭 狂+神キャラタッグトーナメント 海外狂キャラトーナメント【凶悪】 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 【狂100人 VS 神1Pカラー50人】神々への挑戦トーナメントII 続☆【たぶんSMH未満】凶&狂キャラシングルトーナメント 神々への挑戦トーナメントIII 凶キャラ70人 最凶タッグ決定戦 強以上上限無しトーナメント【強~神クラス】 狂キャラシングルミニ大会 神未満シングルランセレトーナメント 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 【凶連合 vs 狂連合】狂戦士への挑戦 曲者揃いのランセレタッグバトロワ大会【強~狂級】 冬の狂祭り!最狂キャラ決定戦 大惨事!HIGE11P前後ランセル大会 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 狂キャラ同窓会 竜子1st前後大会 幕末前後!核ゲー入門ランセレバトル たぶんレアアクマ前後シングルトーナメント JAPANvsWORLD 狂下位~狂中位ランセレ合戦 凶悪キャラオンリー!狂中位タッグサバイバル! 神速VS鬼弾幕 削除済み マスターギースクラストーナメント 地上最強トーナメント よく分かる準神大会 更新停止中 神々とキャッキャウフフトーナメント(仮)【凶悪】 ギリギリ格ゲー?チームトーナメント【本気エルクゥクラス】 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 【たぶんSMH未満】凶 狂キャラトーナメント フェスティバル 凍結 門番ぐらいまでランセル大会 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント Final 【HIGE】 ちょwおまwwみなwぎりwすwぎwwトーナメント 狂キャラシングルミニ大会 ルナティック11P基準大会 神一歩手前ランセレタッグトーナメント 神未満シングルランセレトーナメント 紫もやし基準 ありえねぇ!ミズチ収穫祭【狂タッグ+a】 神の門番選出大会 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 冬の狂祭り!最狂キャラ決定戦 狂以上神以下 希望軍団vs絶望軍団 無理ゲー?挑戦大会 論外未満 新時代 希望vs絶望 無理ゲー!挑戦大会 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント 論外未満 殺戮の神 希望vs絶望 無理ゲー!?挑戦大会 お前ら魔界でやれチームトーナメント どこにでもいる一般的な師範基準 凶~狂タッグリーグ HIGE11P前後ミニランセル大会 論外未満 第四弾 希望vs絶望 無理ゲー!!挑戦大会 HIGE11P前後ランセル大会おかわり 地獄門リーグ オニワルド前後ミニランセル大会 クリスマスだよ!橋姫の挑戦【パルスィ杯】 大惨事!HIGE11P前後ランセル大会 マシロ ミスト軍vs深淵蛟&CC蛟軍 MB紫Lunatic前後スキマ杯【狂】 昨日の地獄は今日の相棒!? レアアクマ被害者の会 シングルランセレ大会 極・地獄門リーグ [レヴィアタン12P未満]狂・神境界線ランセレサバイバル 狂?~神 チーム対抗戦 【リーグ戦】 レアアクマ被害者の会 第二回大会 アライメント対抗天地魔闘武闘会 自重率0%世紀末チームトーナメントII【全部チート級】 レアアクマ被害者の会 第三回大会 9条流!全部全画面攻撃サバイバルトーナメント! 神キャラ 男祭り カルマさん10p未満 神中位クラス前後シングルランセレ大会 ワンチャンアレバカテルー大会 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 凶上位前後ランセレシングルバトル 神キャラ 頂上決戦2 Legend of Heroes 第2回カルマさん10p未満 神中位前後シングル大会 しんのカオスチームトーナメント レアアクマ涙目な狂最上位シングル大会 筐体クラッシャーズ集合!台パンシングルランセレバトル 神ベガの逆襲!!狂キャラランダムタッグトーナメント 滅茶苦茶レベルなタッグ大会 金グロ前後 狂下位上限シングルトーナメント 自爆しても狂・神大会 特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍 カオス成分山盛りタッグBATTLE ポイント大強奪サバイバル! 第1回 4人タッグVSボス 大会 HIGE10P前後ランセレ大会 新章・希望vs絶望 無理ゲー挑戦大会 殺戮の祭 トップを狙え! チーム シングルトーナメント めざせ名勝負! 打倒神1Pトーナメント(リスペクト) 負けて勝つ狂ランクシングルランセレ大会 第2回 カオス山盛りタッグBATTLE MUGEN de BINGO 「お前ら、真面目にやれ!」シングルランセレ大会 自爆しても狂・神大会~並強の逆襲~ 凶前後ランセレ大会! 第2回 4人タッグVSボス 大会 狂クラス 激闘以上殺戮未満 シングル大会 【狂中位・下位】 第二回 新章 希望vs絶望 無理ゲー大会 一撃必殺!狂ランクオワタ式ミニ大会 HIGE1P前後ミニ大会 大丈夫。Mugenの狂下位だよ。ランセレシングルバトル サム雷杯!狂キャラタッグ大会 新章 第三回 希望vs絶望 無理ゲー大会【狂・神下位】 史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトル バランス崩壊!弱者に虐殺・強者に罰を!大会 狂ったアンデルセン軍vsアーカード軍ランセレ大会 幕末前後!ランセレトーナメント 筐体クラッシャーズ集合!台パンシングルランセレバトル2 銀侍前後 凶上位ランセレバトル 幕末前後!核ゲー入門ランセレバトル E長森5P前後チームトーナメント 【リスペクト】希望vs絶望大会【狂中位~狂最上位】 大お神杯凶上位付近タッグバトル 神下位クラス ランセレサバイバル 自爆しても狂・神大会 ROUND3 狂最上位・男女対抗チームバトル【凶悪】 凶上位付近シングルバトル 恋恋こいし4P前後シングルランセレ大会 凶&狂オールスターバトル 超乱闘世紀末ランセレ杯 春閣下12P前後 狂下位ランセレ!台パンの向こう側へ! 狂下位パレードランセレバトル ユミナ11P前後チームトーナメント 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 クソゲーVS核ゲー 無理ゲー大戦 永久vs 【ターゲット式ワンチャン】 世紀末やきう杯!高野レン主催狂下位ランセレバトル ランセレに愛されろ!空気勢滅殺シングルバトル! ゲージMAX!!クレイジータッグランセレバトル Aカイン前後 狂上位ランセレチームバトル 狂_100 凶悪キャラオンリー!狂中位タッグサバイバル! 削除済み 地上最強トーナメント キチガイ級神キャラシングルトーナメント 人間界軍vs魔界軍 人間界争奪ランセレ勝ち抜き決戦 MCSもかわいいけどイブリースもかわいい杯 狂?の可能性 vs 神々の黄昏 無理ゲー大会 幻想郷キャラコンセプトトーナメント 男女対抗 凶・狂キャラチームトーナメント 狂&神 Wランセレバトル 狂以上神未満チームトーナメント 無謀 狂前後キャラを666体集めたい大会 狂中位~上位チーム対抗戦 ゼットン前後ランセレサバイバル 上限ルガール2nd12P シングルNo.1決定戦 例え1%でも可能性があるのなら…俺はそれに賭ける!サバイバル 世紀末台パン杯!!100円玉は投げ捨てるものトーナメント 裏 世紀末台パン杯 300円おまけクレジット トーナメント ソーナンスを倒せ!トーナメント!! 凍結 門番ぐらいまでランセル大会 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント Final 裏【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント Final オニワルド12P前後変則チーム大会 終・地獄門 狂キャラタッグバトル 危険な2人杯【オクライマー未満】 2on2 悲しいことは半分 楽しいことは2人分 狂クラスサバイバル ジョブチェンジ天子主催MUGEN大会~たぶん狂上位ランセレサバイバル~キャラ調節会編 神鳴る門リーグ ユミナ11P前後チームトーナメント 狂下位 ランセレコンビマッチ 平成vs令和 生き残りを賭けた合戦大会 【Z.E.R.O of N.E.S.T.S】 武装VS非武装(笑)シングル&チーム&タッグ大会 エルクゥ未満ランセレバトル 特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍 ポイント大強奪サバイバル! 職種別 ブラック企業バトル 史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍 凶&狂オールスターバトル 超乱闘世紀末ランセレ杯 凶の宴 ザ・ファイナルステージ 凶上位ランセレバトル! 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 【Zero_Belmont】 神以上準論外くらい 矛vs盾チーム大会 マシロ ミスト軍vs深淵蛟&CC蛟軍 狂?~神 チーム対抗戦 【リーグ戦】 第2次:ポイント強奪サバイバル! 狂乱の宴【狂下位前後トーナメント】 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 狂下位以上狂中位付近ランセレバトルおまけ大会 最も狂ったスタイル決定トーナメント 神ベガの逆襲!!狂キャラランダムタッグトーナメント ポイント大強奪サバイバル! 【狂中位程度】狂vs神の低カラー チーム大会 GATTAIトーナメント 第2回 カオス山盛りタッグBATTLE ランセレクレイジーバトル2 MUGEN凶悪 神以上論外以下 矛vs盾チームリスペクト大会 幕末前後!核ゲー入門ランセレバトル スカデビ7P前後狂上位ランセレバトル 春閣下12P前後 狂下位ランセレ!台パンの向こう側へ! 狂下位パレードランセレバトル きぼぜつクエスト -ぼくらの希望、まだ見ぬ絶望- トリオ・ザ・クラッシャーズ 【02】 街中出逢って誰お前グランプリ AKOFキャラ+αでトーナメントを開いてみた 曲者揃いのランセレタッグバトロワ大会【強~狂級】 AKOF BOSS ATTACK MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 第4回遊撃祭 削除済み 成長疲労で大貧民ランセレバトル 【羅将ゼロ】 MB紫Lunatic前後スキマ杯【狂】 真・単騎無双VS数の超暴力 大会 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 狂下位以上狂中位付近ランセレバトルおまけ大会 神ベガの逆襲!!狂キャラランダムタッグトーナメント 虚言の王7P前後大会 金グロ前後 狂下位上限シングルトーナメント ランセレクレイジーバトル MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトル MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント 永久vs 【ターゲット式ワンチャン】 東西対抗!仲間を集めてワンチャン大会 第二次東西対抗!仲間を集めてワンチャン大会 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION 出演ストーリー + 一覧 Drえーりん診療所 fromLR Lost_Memoris_Town (ゼロベルモンドゥエ) Medium Heart(02も登場) Monochrome MUGEN STORIES INFINITY ~Restaurant Dolls~ R&Yの①日(後にHIGEも特別参加) アッシュくんと九朔さんと おとどけものです。 くろおん!~世紀末の一存~(主役) コードネスツ 反逆のクリザリッド サオトメが行く!(02も登場) 三匹が逝く!!(変態) ストーリー対抗祭・クロストーナメント【2008】(ネスツの栄光枠) 戦え!爆炎少女ヒロ とある吸血鬼の東方見聞録(うp主代理) トライアングルLOVE ナイトメア・ハンターズ 中の国 なこるる茶屋 にとりと鉄人兵団 ネスツの栄光(変態) └ネスツの残光 ~Operation Fatum~(やっぱり変態) パーフェクトソルジャーは動かない 宝石少女とツギハギのカミサマ 幽香の農業王国物語 わたしたちのすわこさま *1 なお、小説版『2000』内ではこの人物は「自分はリングのクローンではない」と言っているが、どこまで本当なのかは不明。 原作にある「リングのクローンとゼロが同時登場」のシーンは存在せず、一見彼自身がゼロのような話しぶりだったが、 彼がハイデルンに倒された後もゼロの声が聞こえる描写があるので、嘘でないとしても「(クローン)ゼロのクローン」、 でなければ「自分がゼロと思いこんでいたorゼロのふりをしていたリングのクローン」による影武者と思われる。 オリジナルゼロ 「もがく者どもよ、その程度か… それもまた良し…」 格闘スタイル: 音巣対流拳(ネスツリュウケン) 誕生日: 10月7日(44歳) 身長: 193cm 体重: 88kg 血液型: O型 スリーサイズ: 不明 出身地: 北極 趣味: 育児 大切なもの: ネスツ組織全体 好きな食べ物: グレープフルーツゼリー 嫌いなもの: ない 得意スポーツ: スキューバダイビング 『THE KING OF FIGHTERS』に登場するキャラクター。『2001』の中ボス。 設定上はクローンゼロのオリジナルだが、ゲーム的にはコンパチ(そもそもオリジナルの存在自体が後付け設定)。 コードネームは「00(ゼロゼロ)」。恐らく「クローンではないゼロ」という意味だろう。 『2000』のゼロが01で、『2001』のゼロが00である。実にややこしい。 担当声優は『2001』『2002UM』では 新居利光 氏、『KOF ALL STAR』では 楠大典 氏が演じている。 ネスツの最上級幹部で、イグニスに絶対的な忠誠を誓う。会社で言うと専務あたりか。 クローンゼロとは顔が全く異なり(そもそもクローンの顔はリング機関のリング司令とすり替わるために整形したもの)、 白髪(銀髪?)で若々しく整った顔立ちをしており、性格も非常に落ち着いている。 クリザリッドの有能さをきちんと評価していたようで、『'99』でクローンゼロに葬られかけた彼を救出させ、 自らの配下に置いた(小説では超科学で蘇生したことになっている)。 KOFを勝ち抜いたK らが「あのお方」に相応しい器であるかを試すため、彼らをエアシップに招待し戦いを挑む。 イグニスにとっては完全な捨て駒扱いだったが、本人は微塵も疑問を抱くことは無かった。 クリザリッドと飛賊の長である龍(ロン)を従え、ライオンのグルガンをペットとして飼っている。 『2002UM』ではラスボスの一人に昇格。 5ステージ目の最後の相手をMAX超必殺技でKOした場合のラスボスでクリザリッドやクローンゼロよりも高位置に君臨している。 また、歴代中ボスの中でも特に威圧感があり、ヒロアキによる立ち絵イラストもラスボス風のクールさを醸し出している。 龍について詳しくはこちらを参照。 + グルガンのプロフィール+補足 格闘スタイル: コマンドサンボと爪と牙 誕生日: 6月4日 身長: 288cm 体重: 423kg 血液型: 不明 スリーサイズ: 不明 出身地: ケニア?(サバンナあたり) 趣味: ひなたぼっこ 大切なもの: ゼロ様 好きな食べ物: 熊本県の馬刺し 嫌いなもの: ローランド・イスタス 得意スポーツ: テニス・水泳 オリジナルのゼロがペットとして飼っているライオンで、体毛は青黒い。 コマンドサンボの使い手だったり、テニスと水泳が得意だったり、熊本県産の馬刺しが好物だったり、ライオンらしからぬプロフィールである。 また、嫌いなものの「ローランド・イスタス」とは漫画『グラップラー刃牙』の登場人物であり、 彼がライオンに関節技をかけるシーンがあるため嫌っているのだろう。漫画も読めるのもライオンらしか(ry 嬉野秋彦の小説版『2001』ではマキシマとの死闘の末に敗れ、口の中を撃ち抜かれて絶命している。 ちなみに、全身が真っ黒な動物は実在する(ただしライオンは確認されておらず、画像検索して出てくる画像も加工されたもの)。 「メラニズム」と呼ばれる遺伝子疾患があり、メラニン色素の欠乏によって全身が真っ白な状態で生まれるアルビノとは逆に、 メラニン色素が過剰に作られたことで炭のような黒い姿になる症状のことで、クロヒョウもそのメラニズムである。 他にも画像検索するときつね、きりん、蛇、鶏、そして人間のメラニズムも出てくるので、もし気になった人は調べてみよう。 好きなものや得意スポーツなどがクローンと一通り違っており、中でも異様なのは「育児」という趣味。 実際に子供がいたのか、それともネスツに作られたクローンの教育のことなのかは不明だが、 ペットを飼っていたりK'らの強さを試したりなどの行動から、何かが成長する過程を見るのが好きなのだろうか。 ネームレスやK´への対応を見ていると、ネスツ改造人間達の産みの親、もしくは彼らの管理者という線が強いと思われる。 特に幸薄過ぎるクリザリッドを唯一救った上(蘇生までしている)、さらに手元に置いていることから、少なくとも彼に対しては親心があるのかもしれない。 ただし、クローン京に「所詮オリジナルは越えられぬ。それが貴様らクローンの限界だ」と姿形を模倣した偽物では本物に勝てないと指摘するなど、 基本的に部下に対しては厳しく、「ネスツのために生きネスツのために死ぬ」や「ネスツは弱者を必要としていない」という鬼教育を施している様子。 また、他のKOFボスと同様敗者には辛辣な言葉をぶつけるが、ネームレスには「立ち上がるがいい、真実に辿り着きたければな!」と意味深な発言をしたり、 マスターチームの生き様やキムの正義への信念を称えるなど、野心家のクローンゼロとは違った性格が窺える。 格闘スタイルも「音巣対流拳(ネスツリュウケン)」になり、さらにパ○リ度が進んだ。というか、そもそも音巣対ってなんですか。 また北極出身の癖にいやに色黒で、得意スポーツは「スキューバダイビング」。 「00のゼロの出来に納得ができなかった担当デザイナーが、思いのたけをこのキャラにぶつけて完成しました」 らしいが、クローンと同じぐらいこの人もよく分からない。 K'らに敗れた後はエアシップに残り、墜落する船と共に潔く散っていった。 この際クリザリッドおよびグルガンも死亡したと思われ、龍だけが脱出した。 『2001』『2002UM』における担当声優の新居氏はハイデルンやルガール・バーンシュタイン(CV若本の『2002』を除く)などの役でKOFとも縁の深いお方。 『2001』のイントロでは外国語も喋っていた*1が、『2002UM』では全部日本語で喋るようになった。 元々比較的高めの声で演じられていたキャラなのだが、『2002UM』での新録では『2001』以上に甲高い声になっている。 具体的に言うと「老人のようなしわがれた声」。共演しているルガールとの差別化以外にも新居氏の加齢(当時61歳)による声質の変化もあるためだろう。 + 声の比較 『2001』 『2002UM』 参考動画 「戦いが終わるのはつまらんが、精々私を楽しませてくれ…」 コミック『THE KING OF FIGHTERS~A NEW BEGINNING~』では、終盤にオロチ四天王やクリザリッド共々亡者として一時的に復活している。 原作中の性能 前述通り設定上はオリジナルだがゲーム的にはクローンの流用。 必殺技の数はクローンより少ないが、クリザリッド・龍・グルガンをストライカーとして呼び出すことができる。 『2001』ではパワーゲージが表示されないが内部ではしっかり処理されており、無制限にゲージ消費行動を取ってはこない。 この仕様は家庭用でプレイヤーが使った時も同様で、例えゼロ以外に誰を選んでも強制的にストライカーがこの3人に変更・固定される。 なお、PS2単体版に限りクリザリッド・龍・グルガンを別のキャラもストライカーとして使用可能。 技の性能はクローンとほぼ同じだが威力がさらに上がっており、まともに食らうとシャレにならんぐらい減る。 行動パターンも改善されているため、中ボスとしてはかなり強い部類に入る。 しかし、プレイヤーのしゃがみ小パンチに超反応でスカート技を使ってしまうため、 離れて小パン→ガード→ダッシュして連続技というパターンで簡単に勝ててしまったりもする。 ラスボスの一人として再登場した『2002UM』ではパワーゲージが普通に表示され、 クローン同様しゃがみモーション及びしゃがみ通常技が新規に追加と斬風燕破の硬直が減少され、 ストライカーがシステムとして存在しないため固有の必殺技扱いに変更(詳しい仕様変更は後述)された。 + オリジナル・クローン共通技 斬風燕破・殺魔 斜め上方にスカートを翻す。リーチは短いが飛び道具を反射できる。やたら長い無敵時間もある。『2002UM』ではスーパーキャンセル対応技に。 斬風燕破・叛鏡 前方にスカートを翻す。威力が高く、ヒット・ガード問わずゲージが1本以上溜まる異常なまでの回収率を誇る。 またガードするとガードクラッシュ(以下、ガークラ)確定。『2002UM』ではスーパーキャンセル対応技に。 飛び道具を反射するのが「殺魔」で、跳ね返さないのが「叛鏡」。納得いかなくても、そうなってるのだから仕方ない。 斬風燕破・凰牙 スカートを振り上げつつ飛び上がり、円弧を描くように広げて突進する。 強弱2パターン存在し、弱は真横に2キャラ分程移動、強は斜めに小さく飛び上がって攻撃する。 クローン版の「翔覇」と比べると隙は小さい。 獄鎖斬陣 翔覇が無いせいかクローン版とは技構成が異なり、殺魔→宙に浮かびつつ弱凰牙×2→強凰牙と続く、非ロック系の乱舞技。 出掛かりが全身無敵で、小技から繋がるなど高性能だが、空中の相手にはカス当たりするため、主に連続技の締めや割り込みに使用される。 原作だと(少なくとも『2002UM』では)体力の最大値が小さいので、削りダメージがヒット時とほとんど変わらない。 白羅滅精 ゼロが直立で片手を握る開始モーションをとると、 ゼロの付近にブラックホール状のエネルギーが発生し、背景が暗転。 直後、ブラックホールに向かって白い球体が画面外から飛来する。 動作中は完全無敵。 左右からゼロ本体に目掛けて移動してくるこの球体に攻撃判定があるように見えるが、 実際にはゼロに向かって不可視の巨大な攻撃判定が8回に渡って左右から迫ってくる仕様となっており、 厳密には全画面判定とは異なるが、MUGENでは全画面判定で作られている場合が多く、そういう認識でも特に問題はない。 『2001』のCPUは龍のガークラと併用してくる。 『2002UM』では8ヒットするものはMAX版に格上げされ、1ゲージ版は4ヒットになった。 + オリジナル専用必殺技 STクリザリッド ゼロの後方から出現し、テュホン・レイジで相手を垂直に浮かす。 食らい判定が着地ポーズの起き上がりから攻撃動作に移るまでの一瞬しかないため、出せばまず潰されない。 「蛹よ!」 STグルガン ゼロの斜め後方から出現し、飛びかかりつつ相手を引き裂く。 クリザリッドと違い出現時から食らい判定があり、また見た目と違って着地時にしか攻撃判定がないため、使い勝手はよくない。 「獅子よ!」 ST龍(ロン) 相手の眼前に出現し、ワイヤーフレーム判定の打撃を繰り出す。 ガードされても確実にガークラを誘発するため、AIは白羅滅精と併用することが多いが、補正で威力が約半分に落ちる。 『2002UM』ではワイヤーになるのはカウンターヒット時のみに。 「死神よ!」 なお、『2001』ではこれら3種のストライカー召還動作時にはゼロに喰らい判定が無く、 完璧に連発すると無敵のまま一方的に攻撃できる。このためイグニス以上の凶悪キャラと言われることも。 『2002UM』では仕様が大幅に変更され、ストライカー自体の喰らい判定が無くなり、 全体的に発生が高速化(特にグルガンは強攻撃から繋がる程)した反面、 呼び出し中のゼロに喰らい判定が付いて硬直が増加、連続で呼び出すことは不可能に。 極星冥界陣 『2002UM』で追加されたMAX2。ボディブローがヒットすると龍が相手の魂を引き剥がし、 ストライカー3人がかりで魂をボコボコにした後、相手の肉体を再び魂の元に戻す、一種の乱舞技。 間合いは強Pとほぼ同じなので近付かないと当たらないが、どこでも判定かつガード不能のため、 画面端では強Kやふっ飛ばしなどのダウン回避不能攻撃から繋がる。 「戻れ、魂の元へ…」 参考動画 MUGENにおけるオリジナルゼロ ニコニコ動画で見かけるのは主に以下のもの。 ニコMUGENでは白羅滅精を放つ際に「んんんんんん」弾幕が流れることが多い。 + ICCHA氏製作 2001仕様 ICCHA氏製作 2001仕様 代理公開先の閉鎖により一時は入手困難だったが、現在は同氏のクローンゼロ共々、J・J氏のサイトで代理公開されている。 原作の4対1のイメージか、攻撃力・防御力が恐ろしく高い。特に獄鎖斬陣がクリーンヒットした時の威力は洒落にならない(削りでも3割)。 ストライカーに食らい判定がなく、「ストライカーばら撒き→マントでゲージ回収→適当に超必」だけで大抵の相手に勝ててしまう。 デフォルトで搭載されているAIは、斬風燕破・凰牙による対空攻撃と、斬風燕破・殺魔による飛び道具反射をしてくるなど厄介な行動を取ることもあるが、 影DIOのデフォAI以上に無駄が多いため、負ける時はあっさり負ける。それでも、ボスクラスのトナメで優勝経験あり。 PP氏による外部AIも公開されている。 上記のボス性能を存分に活かしたガチガチのAIで、凶トップクラスの強さを誇る。 + リン&バット氏製作 2001+アレンジ仕様 リン&バット氏製作 2001+アレンジ仕様 現在はInfoseekの無料HPサービス終了により入手不可。 GONZO-氏のクローンゼロを改変したキャラクター。 通常の『2001』モードの他に、疾火煌陣や魔舞紅躁を使用できる『2000』モード、 クローンの技とストライカーを合わせ持つ『2000』+『2001』モードと、好みに合わせて3つのモードを使い分けられる。 ヅァギ氏のAIが公開されている。 + リン&バット氏製作 2002UM+アレンジ仕様 リン&バット氏製作 2002UM+アレンジ仕様 現在はInfoseekの無料HPサービス終了により入手不可。 こちらもGONZO-氏のクローンゼロを改変したキャラクター。 上記の『2001』+アレンジ仕様にしゃがんでの動作や、『2002UM』のMAX2動作を追加したもの。 こちらも通常モード・ボスモード・オリジナル+クローンモードの3つを使い分け可能。 ヅァギ氏のAIが公開されている。 + FlowrαLliα氏製作 Keeper of N.E.S.T.S FlowrαLliα氏製作 Keeper of N.E.S.T.S リン&バット氏のオリジナルゼロを改変したアレンジキャラクターで、ストライカーの攻撃発生が凄まじく速くなっている。 その速さは、クリザリッド→クリザリッドが繋がったり、龍で相手がガークラしたのを見てからグルガンが確定するほど。 また、ストライカーとしてオリゼロが登場したり、ストライカーにEX版が追加されていたり、白羅のエフェクトが派手になっていたりする。 地味に運送技も実装されている。 デフォルトで10段階調節可能な強力なAIが搭載されている。 後の更新で一新されて旧版は公開停止となったが、動画使用等は問題ないとのこと。 見た目は変わらないが旧版と新版では異なる箇所が非常に多く、ほぼ別キャラといって差し支えない。以下別々に解説する。 + 旧版 旧版 スタートボタンを押しながらの決定で裏モードとなる。 表モードは純粋なオリゼロのアレンジキャラになっており、凶中位~上位ほどの強さ。 裏モードは食らい中ストライカーとしてオリゼロが勝手に登場してスカートや白羅で攻撃し、相手のコンボの妨害を行う。これにより強さは更に上がる。 また、イントロでアルカナハートのキャラが登場するようになる。特に負けた際に嘲笑いに来るシャルラッハロートのインパクトが強烈。 11Pはボスモードとなり、コンボ制限が無くなり、ストライカーゼロに当たり判定が無くなる(潰せなくなる)。凶最上位ほどの強さ。 12Pはそれに加えてダメージ軽減や攻撃力倍増などが施され、完全な狂キャラになる。 + さらに 5P・6Pは隠しモードとして常時ハイパーアーマー・ダメージ固定化・NoKOなどを搭載した狂上位~最上位のキャラとなっており、 Rare Akumaをも倒せてしまう。うっかり選ばないように注意。 + 新版 新版 表裏の区別が無くなり、カラーは純粋な強化のみになった。技構成も変化している。 イントロだけでなく、ストライカーとしてもアルカナキャラ達が登場するようになった。こちらも勝手になので、コンボキャラにとっては非常に厄介。 AIの設定項目でゼロやアルカナキャラの登場可否を選択可能になり、オリゼロに近いキャラとして動かすことも可能になった。 また「ストライカー回避率」を設定できるようになり、旧版では自重していたストライカー召喚連打を行うことも可能。 回避率0でも攻めにはストライカーを使い、十分すぎるほど強いので、設定はくれぐれも慎重に。 5~8Pカラーのボスモードは、攻撃力1.5倍、2撃目以降の被ダメージ80%OFFなどの素敵なオプションが追加され、 エルクゥやマスターギースは勿論、なんとウロボロス設定MAXのストライダー飛竜にも勝ってしまうあたり、完全に狂クラスだろう。 9~12Pカラーは旧隠しモードを更に強化したものとなっており、とうとう準神の領域に踏み込んでしまった。 + 妄想電波青年氏製作 2001仕様 =妄想電波青年氏製作 2001仕様 こちらもリン&バット氏のオリジナルゼロの改変。 初代ニコロダ(up6561)で公開されていたが、現在は閉鎖により入手不可。 クローンゼロの技は完全に撤廃され、ストライカー召喚動作中完全無敵やゲージ回収率の上昇などより原作に近付けたものになっている。 カラーごとにモード変更可能で、1~6Pではノーマルモード、7~11Pではボスモード、 そして、12PではCPUボスモード(原作CPUと同等の火力)になる。 名前の「CPU」が示す通り常時AI起動済みのAIが同梱しており、他力本願と言えるほどにストライカーをよく活用する立ち回りを行う。 特に、ガードのかわりに上記のストライカー召喚で相手の攻撃をかわすスイッチを有効にすると、 ノーマルモードでAILv12のゴンザレスに有利になるなど、ガン攻めキャラに対して異常なほどの回避率を発揮する。 また、AILvを最低にしても対AI戦で通用するほどの立ち回りやガード精度は保たれているので、弱体化しても中々手強い。 設定次第でガラリと変わるが、おおよそ凶~狂中位一歩手前の強さを持つようだ。 + アフロン氏製作 2001+アレンジ仕様 旧版 アフロン氏製作 2001+アレンジ仕様 旧版 現在は公開停止。 ストライカーや白羅滅精の判定など、MUGENのオリゼロの中では最も原作に近い仕様と思われる。 EXモードではリン&バット氏のオリゼロ同様『2000』ゼロモードとなり、クローンゼロの技を使用可能になる。 AIは未搭載。 + アフロン氏製作 2001+アレンジ仕様 新版 アフロン氏製作 2001+アレンジ仕様 新版 上述の旧版が更なる調整を経て帰ってきた。 システムは『2001』だが、『2002UM』の「極星冥界陣」も使える。更にはクローンゼロの技も使用可能。 ファイルの「St-Zero」の通り、ストライカーに重点を置いたアレンジで、原作の3人を含んだ20人+αの中から 開始前に3人を選ぶ方式になっているのが最大の特徴。同じキャラの複数選択・同時召喚も可能。 「極星冥界陣」成功時にも選んだストライカーがちゃんと攻撃してくれる。 選択中に特定のコマンドを入力すると隠しストライカーも選べるようになっている。 中には明らかにKOF外(というか会社すら違う)のキャラの姿も…。 更に、このストライカーが特定の組み合わせの時に限り1ゲージ消費して使用可能な「EXストライカー」というものもある。 AIは未搭載。 + 追加ストライカー解説 ※長文注意 K ゼロの斜め後方から出現し、空中飛び道具の「エアトリガー」を二連続で放つ。 マキシマ 「マキシマジャー!」と叫びながら落ちてきた後「マキシマ・スクランブル」から「モンゴリアン」への連携を行う。 KUSANAGI 「千九百九拾九式・霧焔」を放つ。ちなみにこの技は家庭用『'99』限定のエクストラストライカーであり、 草薙京の初期案でもあった霧島翔の「ロマンチックキリシマコンビネーション」が元ネタとなっている。 ネームレス 「強襲型抜手刀戦技・天霧」の動作で現れた後、画面端まで一瞬で届く飛び道具の「拡散型抜手刀奥技・絶影」の最終段のみを行う。 クリザリッド('99第一形態) 2ヒットする飛び道具の「ネガティブ・アンギッシュ」を発射する。 クリザリッド('99第二形態) 家庭用『'99』限定のストライカー技の「エンド・オブ・ライフ」を使用する。 技の内容は炎をまといながら突進し、その後火柱を発生させるという超必の「エンド・オブ・エデン」を逆にしたもの。 クローンゼロ 相手の目の前に飛び込み、「魔舞紅躁」の衝撃波部分のみを行う。 アナザーK 『2000』でのK'のアナザーストライカー。K'のものとはモーションが違った「ナロウスパイク」を使う。 アンヘル アンチェインフィニッシュ技の一つの「コズミック フーテン スイング」を単発で放つ。 K9999 ジャンプ強Pで突進してから吹っ飛ばし攻撃に繋ぎ、ワイヤーダメージを発生させる。 原作でもそうだが、歩いて退場するため再使用できるようになるまで時間がかかる。 『2001』でのストライカー動作で、技名は「俺に命令すんなぁ!!」 京-1 「百八式・闇払い」を放つ。ダウン追撃が可能。 京-2 「百式・鬼焼き」から炎を纏った「R,E,Dキック」に繋ぐ、『2002UM』で追加された超必の「布都御魂」を使用する。 ウィップ 「ストリングス・ショット」の構え状態でゆっくりと相手に近づき、射程に入ると「タイプB“コード:力”」から 「ブーメラン・ショット」へ繋げる。 クーラ・ダイアモンド 氷ゲイザーことMAX版の「ダイアモンドエッジ」を放つ。 キャンディー・ダイアモンド 『'99』でクーラをストライカーに選択すると代わりに登場する。 片足を上げて「竜巻旋風脚」のように回転しながら滑っていく「キャンディースピン」を使用する。 フォクシー 『2001』のストライカー動作と同じ。相手に突進し、近づくと「月の銀」で橘右京の「ツバメ返し」のように 飛び上がりながら斬りつける。中段判定。 ダイアナ 相手の背後空中にワープし、斬りつける。クーラの『2002』でのMAX2である「フリーズコンプレーション」の動作の流用。 ちなみに原作ではクーラとフォクシーの演出のみで出現し、プレイヤーキャラはおろかストライカーになったこともない。 隠しストライカーとEXストライカーは自分の目で確かみてみろ! + Men'sClub氏製作 2002UM+アレンジ仕様 Men'sClub氏製作 2002UM+アレンジ仕様 現在は氏のHPが閉鎖されているが、クローンと共にムゲぎこ氏によって代理公開されている。 『2002UM』仕様だが、所々にアレンジが入っている。 全体的にデチューン気味だが設定を変えることでボス時のゲージ回収率と無敵時間にすることも可能。 氏のクローンゼロ同様「チートスイッチ」搭載。無数のストライカーが発生する設定にすると、 なんかちょっとおかしくなったんじゃないかというレベルで龍、クリザリッド、グルガンが大量発生する。 こちらも改変自由な他、デフォルトでAIが搭載されている。 このAIレベルを最大にすると、ギルのリザレクションやイノのメガロマニアなどにも対応した動きが可能。 また、ストライカーの動きが半端ではないくらいに速くなる。 なお「『極星冥界陣』の演出の処理が少々強引な方法でされているので、安定した処理方法を知っている方はご連絡下さい」とのこと。 + Usual氏製作 2001+2002UMミックスアレンジ仕様 Usual氏製作 2001+2002UMミックスアレンジ仕様 アドラーや魏のAIを手掛けたUsual氏によるオリジナルゼロ。 上記のICCHA氏、リン&バット氏、Men'sClubのオリゼロとTightRiam氏のクローンゼロをベースとしており、完成度は80%とのこと。 システムは『2002UM』仕様でMAX発動やどこキャンを搭載しているが、通常技の構成やどこキャン対応技が原作とは異なる。 また、原作では(吹っ飛ばし攻撃含め)全て同じモーションだったジャンプ攻撃がそれぞれ個別のものに変更されているなど、氏の拘りが見られる。 今後も技やシステムなどを追加していく予定のようだ。 技構成は『2001』準拠だが、『2002UM』のMAX2「極星冥界陣」が追加されている。 ライフ1/3以下という使用条件があるものの、原作同様にガード不能・どこでも判定・終了まで完全無敵に加え、 暗転前に大きく前進するので割り込みやコンボに組み込みやすくなっている。 おまけに原作と比べて持続や攻撃判定が大幅に強化され、ダウン追撃や回避不能な起き攻めを仕掛けることまで可能。 威力も相手のライフ最大値で計算されており、確定で大ダメージを与えられるという破格の性能を誇る。 AIは10段階にレベル調整可能なものがデフォルトで搭載されており、 ストライカー封印や、プレイヤー仕様とボス仕様に性能を切り替えることも可能。 プレイヤー仕様は一部技やストライカー使用時の無敵が削除されている他、攻撃力や耐久力が一般キャラ並にダウンしている。 + Fishbed氏製作 Slash Zero Fishbed氏製作 Slash Zero オリジナルゼロの改変。 何故かボイスがジョージ。 ストライカーがグルガンのみになっている。バリアを飛ばす必殺技が追加されており、疾火煌陣がガード不能なのも特徴。 AIも搭載されており、グルガンの召喚や相手を画面端に追い込んでの疾火煌陣でのハメなどで攻める。 + まじっく氏製作 Voltage-Zero まじっく氏製作 Voltage-Zero 名前の通り全体的に電気を纏っている。 しゃがみやジャンプが無く、6ボタン式の上チェーンコンボが可能になっているなど、システム面はほぼ別物。 技はクローンゼロがストライカーに追加されていたり、通常のゼロの投げや特殊技が必殺技に昇格していたりする。 また、本体が電気を纏うようになり、ストライカーの技にも属性が追加されている(炎・氷・風など)。 さらに、通常キャラクターは当たればほぼ即死(約1900ダメージ)の5ゲージ技も持っている。 ゲージさえあれば白羅をスパキャン→ドリキャン→MAXキャンセルで4連打できる。エフェクトも相まってド派手で一見の価値あり。 ノーマルモードとボスモードがあり、ノーマルモードだと全体的に火力が低下したり無敵が減ったりする(デフォルトではボスモード)。 コンフィグで上記のモード設定やストライカーの有無、AIの常時起動などが設定できる。 7P以降で常時ボスモード固定・12Pで各種設定項目最大となる。コンフィグで同じ状態にできるので厳密にはカラー差ではない。 また、同氏により声が教授になるボイスパッチも公開されている。 しげふらいど氏の「ゼロ補完計画」参加キャラでもある。 現在は西瓜氏の強化改変した「Voltage-Zero_RC」と、tryshur氏によって強化パッチが作られている。 + 北陸在住匿名希望氏製作 Voltage-Zero Returns 北陸在住匿名希望氏製作 Voltage-Zero Returns こちらも電気を纏ったゼロ改変だが、上記とは異なるものとなっている。 ストライカーにKUSANAGIが加わっていたり、運送技が追加されていたり、極星冥界陣の演出が全くの別物に変わっていたりするが、 こちらも演出が派手で格好いい。 変わった所では「感電」という特殊システムを搭載しており、これは電撃属性の攻撃をある程度当てることにより、 相手が攻撃モーションを取った際に感電させ、短時間行動不能にするというもの。 この他、ヴァーゲ氏によるカラー差とコンフィグを追加した強化パッチ「雷王ゼロ」と改変キャラの「雷皇ゼロ」、 その改変をさらに強化した「雷皇ゼロ-ボルテックス」なども存在する。 + 熄癈人氏製作 Solitary-ZERO 熄癈人氏製作 Solitary-ZERO 名前の通り、ストライカーを用いず孤独に戦う神キャラ改変。 毒や超即死を用いた攻撃を使用する。 また、覚醒システムを持っている。 + PP氏製作 Original Zero-Boss PP氏製作 Original Zero-Boss サイキカルBossやイグニスBossを製作した氏によるアレンジ。 現在はZET氏によって代理公開されている。 ICCHA氏のオリジナルゼロを改変したもので、クローンとオリジナルのMAX2が追加されている他、 全体的に無敵時間が長く、ストライカー達をほぼ同時召喚できるなど強化されている。 また、特定のステートに移行すると被ダメージが激減したりなど、防御面もかなり上がっている。 デフォルトで氏恒例の強AIが搭載されており、超反応は勿論、小パンでの牽制、当身、白羅での避け行動など、性能をフル活用する。 そのため、AIレベル最大だと狂中位はあると思われる。 + SaltedFish氏製作 Original_Zero-UM SaltedFish氏製作 Original_Zero-UM 美鈴・バーンシュタインも製作した氏によるオリゼロ改変。 性能は『2002UM』準拠だが、ストライカーがやたら早い。 設定でストライカーの有無やボイスの変更(『2001』or『2002UM』)が可能。 また、6P及び12Pは特殊カラー(金カラー)となり性能が上がる。 優秀なAIもデフォルトで搭載されており、ストライカーでガークラさせて確実に攻めていく。 アレンジ・改変 + 藤枝梅庵氏製作 ゼロ子 藤枝梅庵氏製作 ゼロ子 もしオリジナルゼロが女性だったら…をコンセプトに製作されたもの。 製作者のブログなどは閉鎖されたが、Media Fireや公開ロダにファイルは残っているので、現在も入手自体は可能。 褐色肌(デフォルトカラー)にショートヘアと正統派の女体化だが、ニュートラルポーズから下乳を露出しており、魔舞紅躁を使うと尻も露出する。 最終更新版は通常技と特殊行動の一部、およびクローンの必殺技である魔舞紅躁が仮登載されていた。 ただし基本動作は揃っているものの、一部のドットに未完成な部分が見受けられる。 なお、MUGEN1.0以降ではlocalcoordの設定無しだと小さく表示されてしまう。 defファイルの記述を「localcoord=320,240」などに変更しておこう。 + エス氏製作 白ゼロ子 エス氏製作 白ゼロ子 原作再現の人のゼロ子。詳細はこちらを参照。 この他に、リン&バット氏とMen'sClub氏の2002UM仕様には、声が速水奨氏になるボイスパッチが公開されている(改変転載自由)。 国内、海外でもかなりの改変キャラが存在 + 大会ネタバレ 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメントでは上記の「Original Zero-Boss」が参戦。大会としては恐らくこれが初参加。 バルバトスやマグニートーが10割コンボだの一撃必殺だの上司と部下が悪ふざけだの大暴れしている中、 永久もなく、普通にダメージも食らう大会らしくないキャラで当初あまり話題にされなかった。 実際初戦ではユーフィー相手にストレート負けという苦しいスタートであり、そのユーフィーが大会敗退第2号になったのだから無理もないか。 しかし、優勝候補の一角であり当時無敗のマスター鷲塚にストレート勝ちしたのを皮切りに、 ジャスティスや天草などの強豪にもストレート勝ちするなどしたため一気に注目を集めた。 最終局面が近付くにつれ、輝夜や飛竜ですら追い込まれていく中、 ジョニー、ゴンザレス、ルガール2nd、イノといった実力派を次々と撃破し、気付けば9連勝。 その強さと貫禄(と怖い顔のポトレ)に「こいつがラスボスか」と視聴者を唸らせた。 その為、終盤において初戦で彼を倒したユーフィーが密かに注目されたのは言うまでもないが…。 特にルガール2nd戦ではサムネからして別の意味でもの凄いインパクトを残した。 完全に一致な試合は10 12~ Finalパートの第1戦にて、同じくラスボスと呼ばれ、圧倒的な力でんもぅやセンチネルですら寄せ付けなかったジャガーノートと直接対決が実現。 ヘッドクラッシュをマントで潰しつつ、全画面とストライカーを活かし、少しずつ相手を追い詰める台パンらしからぬ知的な戦法で勝利を収めた。 + とある者はこう言った。 『幽遊白書』で例えると、ジャガーノートは戸愚呂、ゼロは仙水と。 よく分かる2人のファイトスタイル しかし、その後既に2連勝していた鷲塚に3戦目で遂にリベンジされ、最後は台パンの申し子・センチネルに接戦の末敗れ脱落した。 結果として4位だったが、12勝は大会最多勝であり、大会最多の7人もの台パンキャラを脱落させた。 ちなみに優勝した鷲塚の4敗の内2敗がゼロによるものである。 その立ち回りと活躍は、初参加で全く知られていないキャラながら、視聴者に大きなインパクトを与えたことだろう。 この大会以来、少しずつではあるが出番は増えつつある。 特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍ではボス枠のトップランカーとして登場しており、 同じくボス枠であるSACHIELを撃破したフィサリス&黑 魅霊を仇討ちとして圧倒的強さで撃破。 さらにその続編である史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍でも強化して参戦した上で ストライダー飛竜を撃破したフィサリス_F&Hei_Fを、これまた仇討ちとしてほぼ余裕で撃破し、そのまま特に苦戦すること無く4連勝を達成。 女性軍を絶望のドン底へ叩き落としていった。 ちなみにこのオリジナルゼロBOSS、格上である男性No.4にストレート勝ちしているほどの強さを持っている。 この強さを相手に一矢報いたこぁグルガンは誇りに思ってもいい。 ボス枠がやられたらやり返す 前大会の悪夢再び …が、No.7として登場したVoltage-Zeroの方は、 4連勝目前にして一般枠の天子&一時復活枠のストライクフリーダムにとりによる連携とゲージ温存と言う名の慢心によって撃破されてしまい、 前述の借りを返される結果となってしまった。 そして真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2では、狂中位~上位クラスのLv5ボスとして登場し、 下位~中位クラスのLv3ボスマスターギースを撃破したLv4ボスEX極寒タッグをほぼ無傷で撃破、 ついでにLv3ボスの赤を撃破し難なく勝ち抜けた。 どんだけ敵討ち&ボスタッグを撃破したいんですか、あなたは。 正に二度あることは三度ある(11:38~) ちなみに舞台裏ではと言うと、 同ランクの部下には負けるが上ランクの上司の撃破に成功している。なんなんだこの組織 しかし、Lv4ボスで登場したVoltage-Zeroは遥かに格上のLv6ボスである間桐桜に出オチで撃破されてしまう。 彼に起こった悲劇しかしその後… 更にBOSS性能ではない一般枠の方にも参戦しており、名前繋がりで冴月麟との特殊イントロが発生した上、 可愛さに耐えれなかったのか小パン連打でナデナデしようとした(タグ名「マッハなでなで」)。 次の大会ではもう1人のリンにも、特殊イントロも無く一瞬だったがナデナデしようとした。趣味が育児なだけに …それが災いしたのか相性の悪い女性ボスに狩られてしまうのだが。 15:28~ こちらでは最初の試合から + ストーリー動画などニコニコMUGENでの扱い 原作同様クローンゼロとはクローンとオリジナルという関係であったり、全くの別人であったりと、二人の設定は動画によって異なる。 真面目な性格のせいか、はたまたキャラ自体が地味だからか、ストーリー動画での活躍はクローンゼロより抑え気味。 登場する場合は人格者で描かれることが多いが、上司や変態な同僚、不運な部下に苦労させられたりすることもしばしば。 また、趣味が育児であることから、保護者役を務めることもあるようだ。 ストーリー動画が流行り出した初期の頃は、従来の人気があったルガールやオロチと違って、 ネスツ編のボスは過小評価を受けていたこともあり、噛ませ役で使われるなど酷い扱いを受けていたこともあったが、 上司はルガールと対比の存在(『2002UM』では共に最強のラスボス扱いとして共演していた)として着実に大ボスとしての地位を築き始め、 部下はニコニコネタが流行るなどしてMUGENストーリー動画出場ランキング上位の常連になるなど、徐々に活躍の場を増やしていっているのに対し、 オリゼロはどうしても脇役でひっそりしている傾向が強い。 クローンが色んな意味で目立ち始めたので、オリジナルとしては負けていられない所である。 最近ではクローンがカオス化する一方、主君や部下が似ていたり、髪の色や立場が同じだったりする関係からか、某メイドさんになっちゃっていたりする。 二人の技を基調にアレンジを加えた新技も多く持ち、専用カットインや部下とのコラボ技を搭載、 上記のリン&バット氏オリゼロのようなモード選択など、あながちただのネタといえない完成度。 ついでにストライカー達も可愛らしい姿になっている。ただし声は元のまま(OFFにもできる)。 さらにグルガン役の子も単体で公開中。ライオン繋がりで獅子王やアイオリアの技を使う。 出場大会 + 一覧 シングル ラスボス・トーナメント【既出上等】 俺より強い俺に会いに行く!大会 凶キャラ最強グランプリ ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 真の最強ラスボスは誰だ!トーナメント ボスハルク級トーナメント 狭い部屋で人間弾幕!トーナメント 弾幕グランプリHARD 真の凶キャラ最強グランプリ 画面ごちゃごちゃトーナメント 忠誠心トーナメント HP引継ぎトーナメント オールスターゲージ増々トーナメント 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 地獄門リーグ うp主も参戦 狂下位前後トーナメント 狂乱の宴【狂下位前後トーナメント】 狂下位以上狂中位付近ランセレバトル 凶上位前後ランセレシングルバトル 狂下位以上狂中位付近ランセレバトルおまけ大会 「なんだ格ゲーじゃないか」ランセレシングルトーナメント 筐体クラッシャーズ集合!台パンシングルランセレバトル 上限ルガール2nd12P シングルNo.1決定戦 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント勝手に2Re 金グロ前後 狂下位上限シングルトーナメント 負けて勝つ狂ランクシングルランセレ大会 理不尽押し付けランセレバトル!! 大丈夫。Mugenの狂下位だよ。ランセレシングルバトル プリキュア対ボス連合 筐体クラッシャーズ集合!台パンシングルランセレバトル2 幕末前後!核ゲー入門ランセレバトル 恋恋こいし4P前後シングルランセレ大会 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 世紀末やきう杯!高野レン主催狂下位ランセレバトル ジョーカー式9P前後狂最上位シングルランセレ大会 狂下位級!叩け筐体ランセレトーナメント 真・KOF 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ トキ&アミバがトーナメントに参戦 ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 ヨハン頑張る タッグトーナメント MUGEN FANTASY タッグトーナメント 真の最強ラスボスタッグはどれだ!トーナメント タタリフェスティバルッ!! 俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】 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TSFという名のタッグリーグ戦 神ベガの逆襲!!狂キャラランダムタッグトーナメント カオス成分山盛りタッグBATTLE 真お神杯凶下位~上位タッグバトル 第2回 カオス山盛りタッグBATTLE 喧嘩上等! 強~凶下位付近タッグバトル 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 友情の属性タッグサバイバル ゲージMAX!!クレイジータッグランセレバトル ヨハン&ゲーニッツ中心凶タッグバトル チーム 第2回AI付き強キャラトーナメント 最終回MUGEN天下一武道会 『オールスター+α』 第2回ランダムチームトーナメント 大規模ネタチームトーナメント【大将以外全員かませ】 同じ声優でチームを組んでトーナメント サクッと終わらない作品別トーナメント 自重率0%世紀末チームトーナメント【全部チート級】 弾幕グランプリX 男女対抗チームトーナメント 闇鍋パーティー ほぼ作品別トーナメント【総勢128チーム】 都道府県対抗!全国一トーナメント 昨日の敵は今日の友 狂下位前後チームトーナメント 凶連合VS狂連合 【良曲で贈る】強・珍・良キャラの宴【核林檎杯F】 思い付きから始まるチームトーナメント E長森5P前後チームトーナメント 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 その他 KOF BOSS FIGHT 主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦 KOF BOSS FIGHT 3 凶宴祭【凶ランク・チーム対抗戦】 力こそ正義(笑)グランプリ 第2回俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】 企業対抗!社員チーム総当たりトーナメント 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 マシロ ミスト軍vs深淵蛟&CC蛟軍 AKOF BOSS ATTACK 2nd Season MB紫Lunatic前後スキマ杯【狂】 レアアクマ被害者の会 第二回大会 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 打倒剣帝!無差別級大会 ほこ×たて杯 最強の男たちVS最強の女たち 超真剣!神剣勢only杯 エルクゥ未満ランセレバトル 特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍 GATTAIトーナメント 凶1 VS 強2 タッグへの挑戦 史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍 第3回 凶vsオワタ式狂 チームランセレマッチ 凶&狂オールスターバトル 超乱闘世紀末ランセレ杯 クソゲーVS核ゲー 無理ゲー大戦 永久vs 【ターゲット式ワンチャン】 Aカイン前後 狂上位ランセレチームバトル name四大勢力対抗狂上位~最上位大会 凶悪キャラオンリー!狂中位タッグサバイバル! MUGEN 真・凶希杯 超平等!大体10割前後ワンチャン大会2 みんなで勝とう!乱戦!乱闘!!ランセレバトル!!! 希望連合VS絶望の紅魔 MUGEN 極・凶希杯 昨日の友は今日の敵!狂上位生き残りチームバトル ni-sanチャレンジ【勝ち抜き式きぼぜつ】 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION 黒夢 vs 白幻 仲間を集めて合戦バトル 希望と絶望~第三勢力の襲来~ 新生・弾幕グランプリ (ICCHA氏) 弾幕グランプリX 男女対抗チームトーナメント(ICCHA氏) 総当たり戦タッグトーナメント 懺・ゴールデンアックス杯 削除済み 凶強混合チームトーナメント 仲間を呼び出せハチャメチャタッグトーナメント KIZUNAランセレタッグバトル おっさんとおじいちゃんだけトーナメント【中高年杯】 マイBOSSマイHERO決定戦 マイBOSSマイHEROゲジマユ決定戦 マイBOSSマイHERO真・決定戦 マイBOSSマイHERO UP主選抜 マイBOSSマイHERO DRAMTICバトル 最強ボス決定戦 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 マイBOSSマイHEROタッグマッチ決定戦 マイBOSSマイHERO真・ゲジマユ決定戦 普通・世紀末入り乱れタッグトーナメント【成長付き】 Boss vs 七英雄バトル 真・最強ボス決定戦 作者別狂キャラチームバトロワ 最強ボス決定戦 一本勝負 マイBOSSマイHERO 最強タッグ決定戦 真冬のランセレサバイバルトーナメント マイBOSSマイHERO チーム戦王者決定戦 無謀 狂前後キャラを666体集めたい大会 狂中位~上位チーム対抗戦 2013年夏季チームトーナメント 世紀末台パン杯!!100円玉は投げ捨てるものトーナメント 続 世紀末台パン杯 200円も投げ捨てるものトーナメント 裏 世紀末台パン杯 300円おまけクレジット トーナメント 紅白狂合戦 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 非表示 最終回MUGEN天下一武道会 『オールスター+α』(非表示) 【Keeper of N.E.S.T.S】 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 狂下位前後 格ゲー界頂上決定戦 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 論外未満 第四弾 希望vs絶望 無理ゲー!!挑戦大会 凶前後ランセレタッグバトルロワイヤル 極・地獄門リーグ 第3次:ランセレバトルロワイアル【凶VS狂】 武装VS非武装(笑)シングル&チーム&タッグ大会 格ゲー~台パンありならチームでやればいい ポイント争奪戦 真・単騎無双VS数の超暴力 大会 単騎無双VS数の暴力大会 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 最も狂ったスタイル決定トーナメント ほこ×たて杯 最強の男たちVS最強の女たち 特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍 ポイント大強奪サバイバル! 史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトル 幕末前後!核ゲー入門ランセレバトル 凶の宴 ザ・ファイナルステージ 凶上位ランセレバトル! 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 単騎無双VS数の暴力 FINAL WARS ランセレに愛されろ!空気勢滅殺シングルバトル! 禍雨心傘vsケシェト 仲間を集めて狂上位大会 name四大勢力対抗狂上位~最上位大会 狂_100 RVSB 欲望の渦 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION 【Solitary-ZERO】 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 冬の狂祭り!最狂キャラ決定戦 HIGE11P前後ミニランセル大会 論外未満 第四弾 希望vs絶望 無理ゲー!!挑戦大会 HIGE11P前後ランセル大会おかわり 大惨事!HIGE11P前後ランセル大会 マシロ ミスト軍vs深淵蛟&CC蛟軍 カルマさん10p未満 神中位クラス前後シングルランセレ大会 単騎無双VS数の暴力大会 真・単騎無双VS数の超暴力 大会 第2回カルマさん10p未満 神中位前後シングル大会 スカデビ7P前後狂上位ランセレバトル 単騎無双VS数の暴力 FINAL WARS Aカイン前後 狂上位ランセレチームバトル 絶望☆シングルトーナメント!! 出演ストーリー + 一覧 DragonXross Drえーりん診療所 fromLR(ゼロ子も登場) K&K K の社会復帰 Medium Heart Mr.Kの挑戦状 Mr.Kの挑戦状Dynamite MUGEN STORIES INFINITY ~Restaurant Dolls~ おとどけものです。 クリザリッドの風紀委員日誌 くろおん!~世紀末の一存~ コードネスツ 反逆のクリザリッド ザキさんの上の死兆星(ゼロ子) ザ・ジャンボォ! 三匹が逝く!!(変態) 大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-(LR枠) 戦え!爆炎少女ヒロ 地球が静止する日(主役?) てんこちゃん愛してる! ナイトメア・ハンターズ なこるる茶屋(ゼロ子も登場) 姉、ちゃんと闘(や)ろうよ! ネスツの栄光 パーフェクトソルジャーは動かない 百鬼運送業 宝石少女とツギハギのカミサマ *1 かなり聞き取りにくいボソボソ声で喋っており、ネオジオの音質もあって正直何を言っているのかよく分からない。 アプリ『KOF ALL STAR』に出場した際には登場シーンで「Welcome to death falling」と喋っているが、 これは『2001』のROM内に大量に存在する没ボイスの一つである。 日本語に意訳すると「死にたまえ」程度の意味合いか。 彼が一体何を喋っているのか、未だ真相は闇の中なのである。 未分類大会情報 「[大会] [ゼロ]」をタグに含むページは1つもありません。
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「女神の杵」―ラ・ロシェールにおいて貴族専用ともいえる宿である。 そこに手紙取り戻し隊の一行が宿泊する事になり ワルドとルイズが桟橋へ乗船の交渉を行っていたが困ったような顔をして戻ってきた。 「やれやれ…アルビオンにわたる船は明後日にならないと出ないそうだ」 「急ぎの任務なのに…」 「『兵は神速を尊ぶ』…オレの世界の兵法家の言葉だがどうして船が出ねーんだ?」 その疑問にワルドがプロシュートに向き直り答えた。 「明日の夜は月が重なるだろう?『スヴェル』の月夜だ。その朝アルビオンがラ・ロシェールに最も近付く」 「……アルビオンがラ・ロシェールに最も『近付く』だと?どういうこった?」 「アルビオンを知らないのかい?まぁ見れば一目で分かるさ」 そう言いながらワルドが鍵束を机の上に置く。 「キュルケとタバサが相部屋だ。そして、プロシュートは一人」 「あたしはダーリンと一緒でもいいわよ?」 「床以外で寝るのは久しいから邪魔されたくねぇんでな…」 組織を裏切ってから安眠などとはほとんど無縁だったが、プロシュートもやはり人の子、休息というものを体が欲しがっていた。 「僕とルイズは同室だ。婚約者だからな。当然だろう?」 ルイズがはっとして、ワルドを見る。 「そんな、ダメよ!まだ、わたしたち結婚してるわけじゃない!」 ワルドが苦笑しつつ首を振って、ルイズを見つめた。 「きみが思ってるような事はしないさ。大事な話がある、二人だけで話がしたい」 さすがに貴族を相手にするだけの宿のことはあり各人の部屋は立派なものだ。 グラスにワインを注ぎ二つの月を見ながらそれを飲み干す。 「ペッシ、メローネ、ギアッチョ、リゾット…まだ生きてるんだろうな オレが戻った時に全滅してやがったらただじゃあおかねーぜ?」 プロシュートがここに召喚されてからかなりの時間が経過している。 ボスの娘を奪おうとしてから僅か2日足らずでホルマジオとイルーゾォが敗北したのだ。 ましてや自分すら召喚されなければ死んでいた。他の仲間の安否が気になるのも無理は無い事だった。 その思いを振り切るようかのようにもう一杯ワインの飲み干しスーツを脱ぎベッドに潜り込むが、しばらくすると 「……くそ…気持ち悪りぃ…」 ボスを裏切ってブチャラティと戦うまでは追っ手を警戒し、ハルケギニアに召喚されてからは床の上 安眠とは程遠い生活を送っていた上に貴族用のベッドの感触に慣れていないためだ。 だが頭が睡眠を求めておりしばらく耐えているとアルコールが廻ってきたせいもあり強烈な睡魔が襲ってきた。 「難儀な生き物だな…暗殺者…っての…は……」 そう呟くと意識を闇に手放した。 別の部屋ではルイズとワルドが話をしている。 そうして一通り思い出話を終えた後ワルドが意外な事を語りだした。 「きみの使い魔の左手のルーン。あれはただのルーンなんかじゃあなく伝説の使い魔の印さ」 「…伝説の使い魔?」 今一理解できないといった具合にルイズが聞き返す。 「『ガンダールヴ』の印。始祖ブリミルが用いたもので 誰もが持てる使い魔じゃあない。つまりきみはそれだけの力を持っているんだ」 プロシュートは確かにメイジ達とは違う何か別の能力を持っている だけど、そうだったとしても信じられなかった。自分は魔法の使えないゼロのルイズ しかもあの使い魔を制御すらできていない。ギーシュを返り討ちにして殺したり姫様の左手を踏みつけたりその度に寿命が縮む思いをしているのだ。 とてもじゃないけど、ワルドが言うような力が自分にあるとは思えない。 「この任務が終わったら、僕と結婚しようルイズ」 そう思っていると唐突にワルドにプロポーズをされ思考が乱れうまく返事ができなくなる。 必死になって考えるが心の底に引っかかっていた言葉を思い出す。 『オメー自身の心が『成長』しなけりゃあまた『ゼロ』と言われるだけだッ』 あの時は魔法が失敗した事もあり半ば無視していたが、初めて使い魔…いや人に本気で怒られた。 家族や教師達から怒られた事はいくらでもある。でも、あんな風に怒られた事は一度も無かった。 「…まだ、わたし心が成長できてない」 ルイズが顔をワルドに向け真剣な顔でそう答えた。 フーケの時もそうだ。ゼロのルイズと呼ばれたくないがため無謀にゴーレムに魔法を使い危うく踏み潰されるところを助けられた。 プロシュートがいなければゴーレムを倒すどころか下手すれば全滅していたのだが『その覚悟があればゴーレムを倒せる』と言われた。 それでゴーレムを倒せたのだが一人では何もできないという事を痛感させられたのでもある。 「…分かった、取り消そう。今、返事をくれとは言わないよ。でも、この任務が終わったらきみはこれを受けてくれると思っている」 ベッドに向かい目を閉じたが幼い頃あんなに憧れていたワルドからの求婚に応えれなかったのか自分でも不思議だった。 その理由が分からなくなりその考えを打ち消すが次に浮かんできたのは自分の使い魔の事だった。 自分だけではなく姫様にすら本気で怒りをぶつけたあの使い魔の事を。 ただ叱るだけではなく、自分が成長する事を望んでいるかのように感じたのだ。 「カトレア姉様が健康で男だったらあんな風に叱ってくれたのかな…」 病弱ながら誰であろうと分け隔て無く接する優しい姉と誰であろうと臆す事なく真剣に怒り成長を望むプロシュートが被った気がした。 眠りに身をゆだねるがルイズは知らない。プロシュートが別の世界でも『兄貴』と呼ばれ慕われていた事を。 ―翌朝― ガバァ! 「…………たっく」 ベッドから跳ね起きるようにして目が覚めたプロシュートが辺りを見回すようにしてベッドから降りる。 「……こっちに来て以来だが…しょうこりもねぇ夢だ」 また、初日に見たあの夢を見たのだ。 不安を打ち消すかのように窓を開け、新しい空気を肺に入れると少しだけだが気が楽になった気がした。 着慣れたスーツを着るが昨日の崖滑りで少しだけ汚れが付いている場所を見付けた。 「さすがに一着だけじゃあな…似たようなヤツを作れれば問題ねぇんだが」 汚れは落とせる、だが傷はそうはいかない。ある意味自分の身が傷付くより厄介な問題だった。 実にイタリア人らしい思考を巡らせている時ドアがノックされた。 「…誰だ?」 「相変わらず用心深いね。ワルドだ、少し話があるんだがいいかい?」 「何の話だ?」 ドアを開け向かい合うワルドとプロシュート もし、二人とも貴族と認識されていればこの場を目撃した女性達から黄色い歓声が沸きあがるのはほぼ確実の光景である。 「きみは伝説の使い魔『ガンダールヴ』なんだろう?」 だが、その問いにプロシュートが瞬時に反応するッ 「テメー…その話誰から…いやどうして知った?この事はオスマンのジジイとコルベールとかいう禿しか知らねーはずだぜッ!?」 一瞬で空気が張り詰める。老化能力はともかく印に関しては自分ですら最近知ったのにこの男がそれを知ってるはずはないと思った。 「…フーケを尋問した時に君の印について知った。それで王立図書館で君の事を調べたら『ガンダールヴ』にたどり着いたというわけさ」 「あいつか…まぁ確かに見られてても不思議じゃあないが」 「それにルイズから聞いたが異世界から来たそうじゃあないか。 正直なとこ興味がある。そしてあの土くれを捕まえた腕を知りたいんだ。手合わせ願いたい」 「……いいだろう、互いの戦力を知るいい機会ってもんだからな」 実際、ここに来てメイジとの戦闘経験は乏しいと言ってもいい。 フーケの時はメイジというよりゴーレムを相手にしギーシュでは弱すぎて話にならない。 そういった意味で隊長級のメイジの実力を知っておく丁度いい機会だと思い了承した。 「中庭に練兵場がある。そこでやるとしよう」 練兵場でギャングと貴族が向かい合う。正直言って異質だ。 持ってきたデルフリンガーを抜くとワルドがそれを制止した。 「立ち合いにはそれなりの作法がある。介添え人がいなくてはね。呼んであるからそろそろ来るはずだ」 「来いっていうから来てみれば…一体何を?」 そこにルイズがやってくるがデルフリンガーを抜いたプロシュートを見ると気付いたように顔を硬直させた。 「彼の実力をちょっと試したくなったんだ」 その言葉にこれが決闘だという事を悟り慌ててプロシュートを見る。己の使い魔が決闘であれば容赦しないという事を知っているからだ。 目は鋭くなっていたが殺意は持っていない。だがそれでも止めようとした。 「やめなさい。これは命令よ?」 「手合わせだ、オメーが心配することでもない」 殺意は持っていないが目は本気だ。止められない事を悟り数歩下がった。 「では、介添え人も来た事だし始めるとしようか」 だが、それもまた別方向からの声に止められることになった。 「珍しくルイズが早起きしてるから尾けてきたけど…面白そうな事してるじゃない」 声の主の方向を見る。そこに剣を持ったキュルケと眠そうにして本を開いているタバサが居た。 「…なにしにきたのよ?」 「これを渡しに来たのよ。あの時勝ったのはあたしなんだから文句無いわよねヴァリエール」 そう言ってプロシュートに差し出した剣はデルフリンガーより刀身が二周り程小さいが真新しい剣だった。 その剣をプロシュートが見ているとデルフリンガーが口を開く。 「兄貴ィ…まさか俺の出番これだけ?」 「あっちの方が使い回しが良さそうだからな」 「なんたる差別!ああブルジョワジー!ブルジョワーヌ!!」 わけの分からない事をわめくデルフリンガーを後に改めてワルドに向き直る。 「手加減は無用の隙を生むからな…悪りーが本気で行くぜ」 「構わぬ。全力でこい」 その言葉と同時にプロシュートが飛ぶようにして距離を詰める。 片手で持った剣で切りかかるそれを杖で受け止められた。 だが受けられたと同時に足払いを繰り出す。ワルドがそれを後ろに飛ぶようにしてかわすと構えを整えた。 無論距離を取られる事を黙ってみているプロシュートではない飛ばれると同時にまた距離を詰める。 「遠距離型に距離を取られるのは厄介だからな…」 要は近距離パワー型と遠距離型スタンドとの戦いと思えばいい。 近距離型が攻撃の為に距離を詰めれば遠距離型が間合いを取ろうとする。 だがこの男は近距離戦闘にも精通している。そこが厄介だった。 ワルドが杖を突き出すがそれの手を己の手で弾き軌道を反らし一瞬だが体勢が崩れたところに蹴りをブチ込む。 「っ~~~がッ!…速いな動きも素人のものじゃあないし、今の蹴りにしても剣で斬るよりも短時間で攻撃できるものだ」 だがワルドもただでは済まない、蹴られた反動を利用してかなり距離を開けていた。 「しかし、それだけでは本物のメイジには勝てない」 その言葉を無視し距離を詰める。 ワルドが突きを繰り出す。だがさっきの突きと違い軽いが速度を重視したものだ。 (この突き…ダメージを与えるためのものじゃあねぇな) 常人には見えない程の突きだったが防御に徹すればS・フィンガースのラッシュを捌けるのだ。 まして印の効果で本体の能力が上がっているためこれは致命傷にならないはずだった。 「デル・イル・ソル・・・」 だがそこにワルドの呟きが聞こえこの突きが一定の動きを以って行われている事に気付く。 「魔法かッ!」 聞き慣れない言葉を聞き瞬時にそう判断し今度は逆にプロシュートが距離を取る。 どんな魔法か知れないがあの至近距離で魔法を受けるのはヤバイと感じた。 「ラ・ウインデ…」 距離を取った瞬間空気が爆ぜプロシュートに向かってきた。 『エア・ハンマー』― 殺傷能力は無いが膨大な空気の質量を相手にぶつける強力な魔法だ。 「このまま『エア・ハンマー』に吹き飛ばされる確率90% 残るは右に身をかわす確率5%、左に身をかわす確率5%」 いつの間にか本から目を離したタバサがそう解説していた。 「右か左へかわして直撃は避けても体勢を崩すのは確実。その隙にワルド子爵が追撃を仕掛けるのは当然」 キュルケの目に一瞬タバサがサングラスをかけているような気がしが多分幻覚だ。 しかしプロシュートは…… 地面に向け剣を思いっきりブッ刺したッ!! 「それでいい。それがBEST」 何かもうタバサが今にもコォォォォオオという呼吸を始めそうだが気にしない。 『エア・ハンマー』がプロシュートを襲うが一瞬早く剣を楔のように打ち込み立ち向かうかのように暴風と向き直る。 瞬間、プロシュートの体が暴風に包まれ吹っ飛ばされそうになるが地面に打ち込まれた剣を支えにしているためそれには至らない。 ビキィ ビシ ビシ だがそこにプロシュートの耳にギアッチョが氷をブチ割るかのような音が聞こえ―― バッギィーーz__ン 「何ィ!?」 甲高い金属音が鳴り響く。剣が折れた音だ。 空気の大半は後ろに流れていたため吹き飛ばされはしないが剣が地面に打ち込んだ先を消失させていた。 「……リゾットが作ったナイフの方が丈夫じゃあねーか」 「武器を折ったからには勝負あり…だ」 そう言いながらワルドが杖を向けてくる。 「確かに君は強い。動きも素人のそれじゃあない。 だがそれだけではメイジには勝てない。つまり君ではルイズを守れない」 折れた剣キュルケに返しているプロシュートを尻目にワルドとルイズが問答を繰り返しているがワルドに引っ張られるようにしてそこから去った。 スーツに付いた埃を払っていると今まで黙っていたデルフリンガーが口を開く。 「あっぶねー…俺下手したら折れてたんだよな… しっかしあいつ強いな。スクゥエアクラスかもしれねぇが…兄貴どうしてあの化物を使わなかったんだ?」 「手合わせで自分の能力をバラしたくねーからな。切り札は本番まで取っておくもんだぜ」 グレイトフル・デッドを使えば勝てただろうがあくまで手合わせだ。 能力を見せる必要も無いと思い本体のみの攻撃でカタを付けるつもりだった。 「それに、向こうも手の内を見せてねー感じがしたからな」 「そういうもんかね。まぁ次は俺を使ってくれよ兄k……」 そう言い終える前に鞘に戻し部屋に戻る。 だがその後ろで折れた剣を持ったキュルケがあの武器屋をどうしてくれようかと心の炎を燃やしていたのは知る由もない。 プロシュート兄貴 ― スーツ手に入れ隊結成(現在隊長のみ) ←To be continued 戻る< 目次 続く